しかしながら、結局米国株は堅調だったために、今日の日本株は反発して始まりました。
ただ、昨日の下げで発生した追証売りが出てきたために、225は寄り付きが高値付近となってしまい、その後は100円高前後のもみ合いとなっています。
酷い動きだと言わざるを得ませんが、本当に酷いのはマザーズで、今日も下げ止まりの気配を見せていません。
プラス圏に浮上できると雰囲気も大分変わるのですが、今のところは下髭状態で、ぱっとしません。
基本的にマザーズは中身が伴っていない銘柄がほとんどですし、こうした動きも仕方がないのですが、それにしても弱気すぎると思います。
理由はありすぎて絞り切れないのですが、やはり経済活動がコロナによって更に収縮しそうな気配が濃厚なのが大きいでしょう。
政府はコロナの感染拡大を防ぎたいので、緊急事態宣言地域を拡大し、自粛のお願いをしている状態です。
これまで何度も緊急事態宣言をし、ワクチン接種も進めていますが、効果があったとは言い難いです。
もっと強力にロックダウンまでしたとしても、開放すればまた拡大するのがコロナです。
英国を見ても分かりますが、ワクチン接種が進んでも感染拡大を止めるには至っていないのです。
新たな方針を打ち出して対処するしかないのですが、いつまで経っても「外出するな!ワクチンを打て!」だけなのです。
その結果、感染者を減らせず、自宅療養が増え、適切な治療が受けられない人が多くなり、重症化する人が増えているというのが現状です。
早急に手を打たないと、重傷者で溢れかえってしまうかも知れません。
診てもらえる病院が少ないのですから、あまり重傷者が増えると対処不能に至ってしまうでしょう。
そうならないためには、やはりウイルスの分類を五類に引き下げて、町医者でも診療と治療が出来るようにすることだと思うのですけどね・・・。
本当に国民の命を守りたいならば、もっと他の策を考える必要があります。
素人では思いつかないような、素晴らしい方策に期待したいのですが、政府の動きを見ているとなんだか先が思いやられます。
まあ、それが故にこんな相場なのでしょうけれども・・・。
感染は防げないとしても、良い治療薬は色々と出てきています。
早いところ、ワクチンではなく治療にベクトルを向けてくれると良いのですけどね。

最後に、相場の先行きに関してですが、先物やOPの状態を見ていると、28000円はしばらく厳しそうな感じがします。
下値を支えるものがないので、場合によっては突っ込む可能性もありそうです。
今週は、先日の安値27272円を見に行く場面があるかも知れません。
そうした場面を乗り越えて、初めて整理が終わるのかな?とも思っています。
先々は高いとは思うのですが、今は調整局面ですし、これを見極めていくしかないでしょう。
つまらない相場が続きますが、つまらない時こそしっかり対応したいものです。
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