連休中も米国株はしっかりした動きで、良好なスタートとなった連休明けの日本株ですが、先程から一気に値を伸ばして28000円台を回復してきました。

上値を追う材料としては、好決算ということになるのですが、それにしてもずいぶんと急な上昇ですね。

市場参加者は今週末からお盆休みのところが多いですし、この上昇は続かないのでは?と見ているようです。

ただ、28000円を抜いてきた意味は大きいですし、特に今日、この場面での28000円越えは強いと見てよいのではないでしょうか。

今日の28000円は、ほぼ25日移動平均線の値段であり、ここのところのトレンドを考えると、ここは抜ききれそうもない上値だったのです。

しかし、これをあっさり抜いてきたということは、相場の流れが変わる可能性があるということです。

ちなみに、今週末はSQで、ここへ向けての仕掛けが行われる可能性もあるのですが、今回は買い仕掛けもあるかと思っているのです。

仕掛けというと、どうしても下をイメージするかもしれませんが、決して売り仕掛けばかりではありません。

特に今は、多くの投資家が警戒し、誰もが上はないと思い込んでしまっているのです。

この場面での買い仕掛けとなると、予想外の上昇が出る可能性はあるのです。

米国株が高値圏でのもみ合いで、下に行くとすれば9月に入ってからではなかろうかと予想しているのですが、とにかく上値も買いにくいのです。

ならば、仕掛けるなら日本株となりますが、ずいぶんと安いところにいるので、売り仕掛けもしにくい・・・。

まあ、28000円を超えても28500円辺りに75日線がありますし、今のところはこれを抜けるか読めてはいません。

ただ、どうしても気になるのは、本日決算のソフトバンクです。

4兆円の利益ということで一時話題となっていましたが、今回の決算はどうなのか?

出資しているベンチャーや中国企業が色々問題になっていますからね・・・。

無事利益を確保していれば良いのですが、酷い決算を出す可能性も否定できません。

更に言えば、今後の収益にも疑問があります。

投資で4兆円も儲けたのは大したものですが、多くが中国企業絡みですし、今後もそのビジネスで良いのでしょうか?

投資会社であり、売上がどうだとかの企業ではなくなっている訳ですし、投資成果によって株価が乱高下するという状態になっている訳です。

こういう銘柄が225であり続ければ、相場を荒らす存在になりますし、225からは外されてしかるべき銘柄だと思うのですけどね。

とにかく、今日は決算発表であり、内容によっては暴落もあり得、225にも多大な迷惑をかける結果になる訳です。

225は、今のところは28000円を回復し、良い感じの動きですが、ソフトバンクの決算次第では、再度荒れる可能性はあります。

良い感じの上昇だとは思っていますが、波乱の芽はありますので、こうして反発しているときは慎重に行動したいものです。

売られている時は強気で良いのですけどね。




などと書いている内に225が値上がり幅を消してきましたね・・・。

特に何もなく買われていたので、消えてもおかしくはないのですが、本当に読みにくい相場ですね。

ただ、225が値上がり幅を縮小してきても、縮小してこない材料株がいくつも見られます。

今後は225がやりにくくなって行き、材料株相場に移行して行くと思いますので、今の材料株の動きには注意したいと思っています。

今はまだこんな状態ですが、9月には材料株が主役になって行くのでしょう。

指数はやりにくくなるはずですからね・・・。

何が買われてくるのかをしっかり観察し、9月以降は材料株をうまく売買して行けば、ここのところの不調分は取り戻せるだろうと考えているところです。

なぜに225が不調になって行くかなどは、メンバーに解説していきます。

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