原因は様々ですが、まず目立っているのはコロナです。
世界の流れを見ていると、終息に向かいそうな感じはしているのですが、今度はデルタプラスなんだとか・・・。
基本的にウイルスは弱毒化して行くのが普通で、強毒化したウイルスは見つかったとしても、あまり広がる事はないと言われています。
これは、強毒化すると人に移す間もなく宿主が動けなくなり、死亡するからです。
ウイルスも、宿主を移りながら繁殖して行く事が目的だと思われますので、宿主に死なれては困るはずなのです。
まあ、彼らに考えがある訳ではなく、自然の摂理という事でしょう。
ですから、放置していてもその内脅威ではなくなるはずなのです。
オリンピックが終わったならば、大分騒ぎも小さくなって行くのではないかと期待しているところです。
次に米国の利上げですね。
確実に雇用が改善していますし、物価も伸びています。
後はバラマキ政策が終わり、それが労働意欲にどれ程火をつけるかです。
問題は利上げとなると、ほぼ間違いなく相場は下落します。
その後半年も経てば、株価は上昇に転じているのですが、目先はどうしても売られてしまうのです。
景気拡大局面の利上げは、中長期的には好材料なので、目先は悪材料という変わった性質を持っているのです。
まあ、先の先を読めば買いなので、売りと見せかけてどんどん騰がって行くような相場もなくもないでしょうが、ほぼ下げでしょう。
ですから、雇用統計は常に気になりますし、物価上昇率も常にチェックしなくてはなりません。
本当は日本もそうなって欲しいのですが、政治家も官僚も使い物にならず、我々は30年以上苦しめられている状態です。
政治家だけでも取り替えたいのですが、使える政治家が居ません。
結局、まともそうな政治家を選んでも、官僚に刷り込まれて皆おかしくなって行くのです。
たまに感化されない凄い人も居るのですが、極少数に過ぎず、どうしても多くが潰れるのです。
本当に残念でなりませんが、変わる日は来ると信じ続けています。
とにかく、米の利上げ。
これはタイミングも含めてしっかり観察が必要だと思っているところです。

最後はやっぱり中国です。
何もかもがぐちゃぐちゃで、評価できる部分は一つもありません。
こんな国に未だに夢を見ている日本企業があると思うと、がっかりですが、今となっては抜けられない程にズブズブになってしまったのでしょう。
中国の酷さを語りだしたらページが何枚あっても足りませんが、とにかく共産党は思いのままに何でもやれるという事です。
直近では、地下鉄の水没があり、死者が17人と少ない人数で報告されていますが、数百でも効かないとも言われています。
実際に救出された女性が、何人もの人が溺れて亡くなったと証言していましたし、高速道路の水没も何千人と亡くなっている可能性がありますが、あれも公式には57人とかですからね。
全くふざけた国です。
真実が伝わらないようにネットを遮断したり、検閲したり、情報の隠ぺいを図るのです。
そして、この無茶は色々な企業への規制という形でも表れています。
昨日はテンセントに対して「ネットゲームは有害である」と規制する話になりました。
これによりテンセントが暴落した訳ですが、これで習近平の敵対勢力は大打撃を負った事でしょう。
おそらくは習近平の勢力は空売りで儲けているはずです。
この他にも色々ありますが、とにかくこうした事がここ数か月で次から次です。
結局、習近平は不動産バブルの崩壊は止められないと判断し、自分だけが助かる道を選んだのでしょう。
我々は巻き込まれるだけで、迷惑極まりない話ですが、習近平が助かったとしても、中国自体は大幅に力を落としますし、もはや何の障害にもならない国に成り下がるでしょう。
ただ、問題があるとすれば、ああいうルールない国ですので、我々の感覚でどこがどう潰れるのかの予想が難しいのです。
我々の感覚ならば、既に不動産バブルは崩壊しているはずなのですが、今のところは持ちこたえていますからね。
今日明日にでも崩壊してしまいそうでも、なかなかそうはならない。
ですから、目先は色々あるかも知れませんが、読み切れないために様子見をしていても仕方がありませんし、その時はその時で対応すれば良いだけでしょう。
特に方針は変えずに安いところは強気という事で良いと思います。
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