思ったよりも米国から帰って来た225先物は27500円近辺で、今日も思わしくない相場かと思いながら寄付きを待っていたのですが、始まってみるとそうでもないですね。

10時過ぎ現在、200円安程度まで戻っていますし、思ったよりは悪くない相場となっています。

下げの原因は様々ですが、米のFOMCとか、企業決算待ち等はほぼ問題になりません。

感染拡大中のコロナも、感染者は確かに増えていますが、死人が増えている訳ではありません。

また、IMFから経済成長率が下方修正された事も重石にはなっていますが、行動制限がどうとか書かれていましたが、実際は行動制限なんてものはありません。

日本の場合は、単に自粛要請だけであり、強制力のあるものは法律上出せません。

幸か不幸か、日本の憲法にはロックダウンを認めるような記述はないのです。

まあ、こういう材料で売り仕掛けが行われるのですけどね・・・。

ただ、冷静に見れば死者は殆ど出ていない状態で、恐れるに足らずと言って良いと思います。

ですから、これをネタに売り仕掛けをするにも勇気が要るのではないかと思います。

今はオリンピック観戦をする人が多く、人出は少ないのですが、デリバリーやお持ち帰りは増えている様ですし、今後の景気回復にも期待がかかります。

まあ、もったいなかったのは、やはり無観客試合ですね。

あんなにも沢山の日本人選手が活躍しているのに、それを生で観ることが出来ないのは非常に残念です。

以上は、騒がれてはいるが、あまり問題にならないだろうと思っている部分です。




問題はここからで、相場の足を引っ張っている者の正体という事になりますが、おそらくは中国です。

香港が強引に併合され、欧米資金は逃げ始めていたのですが、ここへ来て次々に出てくる資金調達に関する規制が、更に欧米資金の流出に繋がっています。

中国に自由はない?今頃気付いたの?とも言いたくもなります。

今までは香港があったから、まだ何とかなっていたのですが、香港は既に西側への窓口としての機能を失ったのですから、それはまあそうなります。

もちろん、中国が抱えてる問題は山ほどあります。

それらを解決するためには、このまま鎖国へ進むか、首を挿げ替えて世界中に謝罪をして、生き方を改める必要があります。

今のところは、敵対勢力を粛清しまくった習近平が強く、誰も逆らえない状態で鎖国へ向かっている様に見えますが、流石に危機感を覚えている共産党員も少なくないと思うのです。

こんな状態がいつまでも続くとも思いませんので、いずれ何か大きな反乱が起こるのでは?と。

ただ、誰が何をやっても中国の不動産バブルは崩壊するしかないので、崩壊の責任を習近平に押し付けてからかも知れませんね。

正直、現時点でトップになるのが一番のリスクの様にも思えます。

こんな理由があるので、なかなか相場は盛り上がらないという事になっているのでしょう。

しかし、中国依存の企業があるとしても、それは大多数ではありませんし、良い銘柄は結局買われると思います。

こんな環境でも逆行高している銘柄がありますし、不安は抱えながらも、銘柄選びを間違わなければ、良い利益につながって行くのではないかと期待しているところです。

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