理由は色々ありますが、最大の問題は中国です。
無茶が祟って天罰が下っているとでも言えば良いのでしょうかね?
何がどうなってもおかしくないのが、今の中国で、その主たるところは不動産開発です。
誰もが目にしたことがあるとは思いますが、所謂新築ゴーストタウンです。
ほぼ人が住んでおらず、単に投資目的で作られたマンション群。
まあ、いずれは誰かが住むのかも知れませんが、問題なのは、このマンション群が一か所や二か所ではないということです。
全国各地に存在するそうですが、誰も住んでいないという事は家賃収入もないのです。
多くが借金をして買っているのですが、ローンの返済が滞っている人が増えているそうです。
これに追い打ちをかけているのが、中国不動産大手の恒大集団で、負債総額は33兆円にも上るのですが、多くが不良債権化しているようです。
銀行は同社への融資を断り始めていてるので、実質的にデフォルト状態になっていると言えます。
更に、今回の洪水被害で、傾いて使い物にならなくなったマンションもありますし、道路などのインフラも陥没で大きな被害が出ています。
この状態で不動産価格を維持するのは難しく、バブル崩壊の切っ掛けになるのではないかと予想しているところです。
今回の洪水で、もう少し深堀りしたいのが、何百台か何千台かが水没した地下道の件です。
当局発表では数十人の死亡とされていますが、実際は数千人との見方もあります。
それなりの大雨だったのでしょうが、無理な都市開発が招いた人災だと思います。
本当に気の毒で、ショッキングな動画が沢山上がっていますが、中共は隠蔽する気満々で、事故処理のために人民解放軍を導入し、地元の警察や消防は使わないという決定をしたようです。
秘密裏に多くを処理して行く様ですね。
今回の事故では多くの地元共産党幹部も巻き込まれているので、地元民を使っての復旧では秘密が守れないという事なのでしょう。

このように、不動産は滅茶苦茶ですし、インフラも酷いことになっています。
流石に、何事もなかったとは行かないと思うのですけどね・・・。
大きく変化する時は近いと思っているところです。
心配なのは、バブル崩壊の余波がどれ程海外に影響を及ぼすかですが、西側諸国の銀行は自己資本比率がしっかりしていますし、潰れる程の話にはならないでしょう。
目先は苦しくなる場面もあるでしょうが、結局は買い場となりそうです。
ただ、その時に叩き売られる中国の不動産を誰が買うのか・・・。
日本の不動産は外資が安値で買って行きましたが、中国の不動産を外資が欲しがるのでしょうかね?
それと、大打撃を受けているのは、色々規制されてIPOがままならなくなったソフトバンクですね。
習近平が倒れれば、復活の目はありますが、不動産バブルが崩壊しても厳しいでしょうからね。
不動産バブルの崩壊=中国経済の崩壊です。
我々に火の粉が飛んでくるのかをしっかり考えて行くしかないでしょう。
ただ、株式投資から撤退するべき案件だとは思いません。
注意深く観察すれば、対処は可能でしょうし、現に、ここまで酷い事になっていても、225は28000円付近にはいるのですからね。
決して無茶な売買はすべきではありませんが、銘柄をしっかり絞って、基本的には強気で良いと思っているところです。
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