想定の範囲とは言え、随分な売り仕掛けだなと・・・。
ただ、米国株が売られた原因はコロナの再拡大で、ロックダウンに入った街もあるとの事でしたが、実際にはそれ程問題ではないのでは?と思っています。
そもそも、現在流行っているのは、デルタ株で、元々感染力が強く、致死率が低いとされているタイプですからね。
感染力が強いので、恐怖を煽るのは簡単ですし、ロックダウンをするには良い材料という事になります。
現在、日本は無観客オリンピックを目の前にし、誰も観戦に行かないのに木曜日と金曜日は休日です。
この微妙な連休は、かなりの悪材料であり、格好の売り仕掛けポイントとなる訳です。
ですから、この辺が狙われてのコロナ煽りなのでしょうし、これのピークは今日明日辺りで終わりだと思います。
まあ、そんな訳で、相変わらずコロナをネタに恐怖が煽られ、調子が悪い相場が今日も続いている訳ですが、225は思ったほどに下がらず、下げ幅を縮小していますね。
材料株もプラスに転じている銘柄もありますし、意外と冷静に相場を見ている投資家が多いのかも知れません。
騰落レシオも随分低下しましたし、欲しい銘柄が下げていたら、買うだけの場面だと思います。
随分な売り仕掛けには驚きはしましたが、売られても27000円位だと思いますので、一応想定内です。
SQが絡んでいないので、買戻しは考えておかなくてはならないのですし、そんなに引きずらないとは思うのですけどね。
ですから、耐えるにしても、買うにしても、今日か明日という事で良いでしょう。
銘柄によりますが、ここで売ったら後悔する事になるでしょう。

具体的には、米上院議会はウイグルが絡んだ製品は輸入しないと決めました。
これで、ファーストリテイリングは米国への実質輸出が出来ない状態になりました。
この他、米国で再生計画で動いていた、無印良品は撤退を余儀なくされる可能性がありますし、他にも危ない企業は出てきます。
現時点では国内であまり騒がれていませんが、多くの人がこの件を認知するようになれば、これらの企業の売上は国内でも激減する可能性が高いと思います。
ですから、売り場ではないと思うのですが、こういう特殊な事情を抱えた銘柄に関しては、撤退でしょう。
まあ、それでも今日明日ではなく、来週の方がスマートに撤退できるようには思いますけどね。
最後に、オリンピックの相場に与える影響ですが、そこそこ織り込まれていると思うのです。
今更悪材料にはしにくいですからね。
ただ、業種によっては大打撃になっているところがあり、これはちょっと心配だと思う銘柄もあります。
まあ、空売りする人にとっては好材料でしょうけれども、こんな調子では日本企業が苦しくなるばかりですからね。
詳しくはメンバーに向けてレポートしています。
ただ、織り込まれていないと思うのは中国です。
不動産ローン等に規制をかけ始めているみたいですが、いよいよ不動産バブルの崩壊の時が来たかと思っています。
暴落はさせないように頑張るのでしょうが、時間の問題だと思います。
いよいよ崩壊となった時に、世界がどれ程の影響を受けるのか・・・。
まあ、本当にヤバい話なら、既に反応しているはずですが、この話が現在一番気になっている悪材料です。
大事なところを見逃さないように注意して行きたいと思っています。
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