コロナ拡大でオリンピックが無観客試合になるという悪材料はありましたが、意外性はありませんし、こうしたものに反応して下げている訳ではなく、あくまでもSQに向けての売り仕掛けだと思っています。
ただ、今週はETFの分配金に絡んだ売りがあり、これが一番の悪材料になっていると思っています。
まあ、この売りも今日の大引けまでで終わりますし、最後の売りが出てくる頃には機関投資家が買う準備をして待っている事でしょう。
下げのピークは前場の内ではないかと思っています。
とは言え、昨日は中国株が大幅に下げましたので、今日もあんな感じで売られると痛いと言えば痛いです。

中国はおかしくなっていますし、いつ崩壊してもおかしくないと思います。
習近平が主に問題の中心なのですが、敵対勢力にカネを持たせないために、胡錦涛の息のかかった企業への妨害が日に日に強まっています。
先日は、NYに上場した直後のDiDiに対してアプリのダウンロード禁止という嫌がらせをし企業価値を下げ、株価を暴落させるという事をしましたし、その前にはアリババにも嫌がらせをしていました。
今後も中国企業がNY市場に上場する予定でしたが、多くが延期か中止という事になるそうです。
詳しく調べていませんが、多くは敵対勢力が絡んだ企業だと思っていますし、このとばっちりと言いますか、この件で計画が狂っているのはソフトバンクです。
上場が延期とか、中止になっている企業に結構投資していますからね・・・。
ミラクルを起こすかもしれませんが、今は期待しない方が良い企業でしょう。
また、お隣のインドは中国との国境に5万人を増派し、20万規模の軍隊をヒマラヤ地域に駐屯させました。
去年も戦闘があった地域ですし、インド軍はやる気でしょう。
これまで強気でガンガン攻めてきていた習近平ですが、恐怖を感じているかも知れませんね。
中国国内の話になりますが、現在も電力供給の半分以上は石炭火力に頼っているのですが、これが原材料の値段が騰がりすぎて赤字になり始めているそうです。
電気料金を上げればそれで終わりかも知れませんが、庶民の反発を恐れているので、電気料金は据え置いている様です。
こんな状態でEV政策とか、本当にバカですが、何故にEVを進めるのかと言えば、エンジンよりもモーターを作る方が簡単だからだと思われます。
いくら技術を盗んだとしても、トヨタやベンツに勝てるエンジンは作れないのです。
そんな努力をするなら簡単なモーターを作れば良いという訳です。
しかし、EVというのはエネルギー効率が非常に悪いのです。
そして、電気を作らなければいけないのですが、これが原材料の高騰で上手く作れない。
それ以前に不動産価格が騰がりすぎていて、庶民が生活できる家屋が無いのです。
未だに投資商品として住む予定もないマンションを作り続けているのですが、これがまた色々なものを圧迫しているのです。
作るからには原材料が必要で、これが鉄や銅などの値段を上げているのが問題な訳です。
そう遠くない内に中共は破綻すると見ていますが、これがプラスに働くか、マイナスに働くか?
世界中でチャイナデカップリングは進んでいますし、破綻する頃にはそれなりに影響がないような形になって行っているのではないかとは思っています。
まあ、日本企業の対応は遅いですし、政治家も官僚もクズばかりで、最悪の場合は日本も中国と共に沈みかねないですからね・・・。
人口も増えないし、無駄な工事で借金まみれになっている中国は、お荷物でしかないのです。
しっかり切り離して、発展著しいインドと手を組めるようなところが、今後伸びて行く企業だと思っているところです。
まあ、とりあえず中国に肩入れしすぎていない企業が良いですね。
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