今週はETFの分配金を用意するために、総額で7000億~8000億円程の売りが出てくると見られているのです。
日々の売買代金が3兆円もあれば余裕ですが、最近は2兆円にも届かない日が多いですからね。
流石にこの出来高では消化しきれないので、必然的に値段が下がって行く事になります。
しかも、今週に入ってからは、こうした売りが出てくることが予想されているために、誰も積極的に買おうとはしないのです。
故に、相場のボリュームは下がる一方で、益々売るに売れない状態になってしまっている訳です。
残念ですが、この状態だとSQまでダラダラ下げるのかも知れませんね。
場合によってはきつめの売り仕掛けも有るかも知れません。
全く面白くもない週ですが、逆に言えば仕込みチャンスの週なのです。
来週はETFの売りがありませんからね。
悪材料が追加されれば別ですが、今週の安い場面は良い買い場になると見ています。
ただ、本当に買いたい銘柄は、この状態でも下がっていないのですよね・・・。
現在、2銘柄を強く推奨していますが、どちらも小幅ながらに高いのです。
また、先日ご紹介した6768タムラ製作所も良い感じで騰がっていますね。
今日みたいな全体が苦しい日は、目立つ上昇が出ると資金が集中しやすいので、仕掛けてくる可能性は高いと見ています。
メンバーには850円割れが仕込み場だとレポートしていましたので、仕込みから100円幅の含み益を得ている方もいるでしょう。
ただ、こういう動きをしている銘柄って、怖がって買わない方が多いのですよね・・・。
まあ、仕手株なら怖いですし、何があってもおかしくはないのですが、同社の場合は中身が良いのです。
はっきり言って、この値段では安過ぎますし、こんなもので終わるはずがありません。
目先上手く行かずとも、持っていれば取らせてくれる値段だと思っています。
シリコンを使わない半導体で、しかも高性能なのです。
原料を中国に依存しないのも良いですし、これから伸びない訳がないのです。
ですから、高いところですが、押し目は買いとしてご紹介していた訳です。
今日はなかなか良い感じですし、後場は更に目立ってくるのではないかと期待しているところです。

さて、一昨日225の下落の主犯となっていたのが9984ソフトバンクですが、同社株が下落した理由は、NYに上場した中国企業DiDiが、上場直後に中共からの嫌がらせでアプリを配信停止にされた事が原因となっています。
そう考えると「あれ?ソフトバンクは中共系企業では?」となるかとは思いますが、中共と言っても一枚岩ではないのです。
現政権の習近平派もいれば、旧勢力の江沢民派もいるのです。
そして、DiDiに出資していたのが、この江沢民派なのです。
ちなみに、アリババグループもアントの上場が取り消され、大打撃を受けたのですが、こちらも江沢民派です。
という事は、孫正義も江沢民派になるので、もしかすると習近平が失脚すると元気になるのかも知れませんね。
ただ、中国は経済構造がおかしいので、習近平が失脚する時は中共の崩壊もセットかも知れません。
その時はどうなるのでしょうね・・・。
ところで、何かと問題発言の多い麻生太郎ですが、集団的自衛権を行使してでも台湾を守ると言いました。
台湾が奪われたら、次は間違いなく尖閣と沖縄です。
話し合いで何とかなる連中ではありませんし、こうした対応は必要です。
裏では中共とべったりという事もありますが、こういう発言は政治家らしくて良いなと思えたニュースでした。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-05/QVSOPEDWRGG201
左翼連中はまた騒ぎ出すのでしょうかね?
という訳で、色々話が飛んでしまいましたが、中身のよく分からない有名な銘柄を買うよりは、無名でも中身がある銘柄を買って行ったら良いでしょう。
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