225はマイナススタートでしたが、大分盛り返してきましたね。

また、マザーズは4385メルカリが黒字化という事が伝わり大幅高となっています。

これがマザーズ全体を牽引しているのですが、指数だけで株数的にはマザーズも下げている銘柄の方が多いですね。

材料株全般が不調で、ここまで買われてきた銘柄の多くが利食い売りなどに押されている様です。

相場の流れが変わったとは思いませんが、随分と調子が良かったですし、良い調整局面だと思って見ているところです。

面白くない局面ですが、ここでの行動が後の利益を変える重要な場面となるでしょう。

今日よりは明日の方が良い買い場になる銘柄もありそうですが、いずれにせよ買い場は近いですし、この押し目は見逃さないようにして行くべきです。

さて、最近の相場を見ていて思うのですが、個人投資家が戻り始めているとは言え、商いが少ない日が多いですね。

急落局面では商いが膨らむのですが、どうも買いで商いが膨らむことが少ないのです。

こうした動きを見ていると、本当に寂しい市場になったと思ってしまいますが、225の指数売買が主で商いが膨らんでいたとも言えますので、これが日銀の買いが少なくなった事や、225を買わなくなったことも影響しているのでしょう。

今は一日に何回も取引をするアルゴ取引がありますので、単純に商いの量だけでは市場の活性は分からないのですけどね。

読みやすいのは材料株の動向からですが、材料株もアルゴ取引が多くなっていますので、本当の市場のパワーは、読み難くなったと思っています。

例えば、個人投資家が好きな比較的出来高の少なめの銘柄で、日に10万株程度しか出来ない銘柄だと、結構な確率でアルゴの存在を感じます。

昔はなかった動きですが、108円買いと110円の売りがあったとします。

109円に買い指値を入れると、板が表示されずとも売買が成立して出来高だけが増えているなんてことはよくあるのです。

また、110円の売り物を取りに行っているのに、その手前で出来てしまうとか、凄い動きをよく目にします。

どう考えても先回りされているとしか思えないですし、腹が立ちますが、そういう相場になってしまったのだと諦めるしかないですね。

ですから、最近よく聞くのですが、逆指値なんてやったら狙われると言うのです。

それ以上、下では売りたくはないので、その値段まで行ったら売り注文という逆指値ですが、これが溜まってくると、それよりも下に買いを入れて、逆指値を潰しに来るというのです。

限度はあるでしょうが、確かに狙われていると思える節を見せられたこともあります。

逆指値でロスカット注文を入れていたら、そこにヒットしてから切り返したなんて話は何度も聞いたことがあります。

運がないだけ?それとも下手なだけ?

どうも胡散臭いと思える体験談の数々です。

一時は逆指値を利用して上手く立ち回る様にとレポートしていた事もあるのですが、今は警戒しているので、逆指値を推奨していません。

まあ、都市伝説みたいなものかも知れませんし、気に留めておいて、自身もそうだと思ったならば、対処して行くようにすれば良いと思っているところです。




ところで、最近の相場は米国の金利を見て、上昇したら株を売り、下降したら株を買うという動きが主流になっていますね。

いかにも計算好きの奴らが売買していると言いますか、株を配当利回りだけで見ている様な感じですね。

確かに配当利回りも大事ですが、価格を形成しているものは金利だけではないのです。

金利だけならマザーズ株なんて殆どがクズになりますからね。

株価とは、夢と希望の塊であり、それを金利がどうだからと言って売買するのはどうかと思うのです。

また、業績が良いから上がる訳でも有りません。

業績が悪くとも、上がる銘柄はあるのです。

こうした状態を「石が浮かんで木の葉が沈む」と言うのですが、これが相場の世界なのです。

初心者は計算で利益を求めがちで、業績でもチャートでも何でも計算したがります。

もちろん、参考には出来ますが、それだけで相場が分かるなら人間は介入しない方が良いという事になるのです。

まあ、24時間働くコンピューターの方が、結局は良い結果を出すのかも知れませんが、正に「石が浮かんで木の葉が沈む」になれば、計算中心の投資では勝てなくなると思います。

計算では絶対に出てこない利益はあるのですし、それこそが本当においしい投資先なのです。

なんとなく面白くない前場ですが、こんな時だからこそ、狙っている銘柄を冷静に観察し、タイミングを狙って行くべきだと思っているところです。

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