MSQを明日に控えていますが、今日も相場は目立った動きを見せそうもありませんね。

米長期金利が急低下し、これはCPIを出尽くしにするつもりか?とか株高につながりそうな動きもあるのですが、今のところは様子見継続と言った感じです。

まあ、来週はFOMCがありますし、動きにくいのも納得ですけどね。

大きな流れとしては、対コロナのバラマキはピークを打ったのです。

ここからは、いかにバラマキを縮小して行くかで、縮小して行くところで生じる悪影響をどうやって無害化して行くかなのです。

長期での株高は続くと見ていますが、当局の対応が悪いと相場は混乱しかねないですし、場合によっては目先酷い相場が出てもおかしくありません。

引き続き、色々と監視しなくてはなりませんし、変化を見逃さないようにしなくてはならないでしょう。

監視と言えば、最近は仮想通貨の動きも見ないといけません。

仮想通貨の乱高下が、株式市場に影響を与えるのは確かですからね。

最近は暗号資産と言った方が良いのでしょうか。

まあ、多くはビットコインであり、少し拡大してイーサリアム位でしょうか?

私もあまり詳しくはないのですが、大型のもの以外は論外ですし、ビットコインだけに話を絞っても良いと思います。

何故かと言えば、暗号資産の価値とは匿名性の高さを利用したマネーロンダリングにあるからです。

取引量が多ければ、目立たずマネーロンダリング出来ますが、取引量が少なければいくら匿名性が高くとも難しくなりますからね。

そもそも、あそこまで乱高下する物が通貨であるはずもなく、ただの投棄商品に過ぎません。

それが、どうしてこうも広がったのかと言えば、世界のアングラマネーを吸収してきたからに過ぎないのです。

これに困った国は多く、色々対策がされて昨今ではマネーロンダリングも難しくなってきている様ですが、一番困っていたのは中共です。

人民元の取引をいくら規制してもビットコインで海外に流出してしまうのです。

しかも、全ての売買や資金移動を管理するためのデジタル人民元を実現するのに邪魔で仕方がない。

それで、少し前にビットコインを規制するとして、ビットコインが急落したのです。

また、世界中でビットコインの取引を監視する動きが強まっていますので、アングラマネーは逃げ出して行くはずで、大きな流れとしてはビットコインは衰退方向なのかも知れません。




そして、ビットコインの敵となるのは、間違いなく政府発行のデジタル通貨です。

値動きは殆どなくなると思いますので、投機はできなくなりますが、その分利便性が増します。

ただ、大きな問題としては、全てのカネのやり取りが政府によって監視される事になるのです。

やましいカネがなければ問題ないのですが、ある人も多いでしょうからね・・・。

特に政治家は色々あるので、デジタル通貨を実現しようとすれば、それこそ死人が出るような話になって行くと思われます。

五輪で中抜きの話が出ただけで、死人が出ましたからね・・・。

なんだかんだと言いながらも日本も恐ろしい国です。

要は個人情報の扱いの問題で、それをものともせずに出来るのが中共です。

あの国には人権というものがないので、世界中どこの国でも実現できないような事が簡単に行われます。

ですから、デジタル通貨の実現には一番近い国だと思います。

プライベートを守りつつ、公平な社会を構築できるのかどうか?

これが、デジタル通貨で一番大事な事なのではないかと思いますし、この辺がクリアーされれば、もはやギャンブル商品として以外の価値はビットコインからはなくなるでしょう。

単純にギャンブル商品として認識した場合ですが、利益が雑所得としてカウントされるビットコインは不利なのです。

株は利益の2割を払えばそれで良いのですからね。

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