米国株がやや安かった流れから、225は安く始まっていましたが、すぐに切り返してプラス圏での推移ですね。

材料的には上を買う様なものはありませんが、大きな流れとしては上昇を継続していると思います。

ただ、気になるニュースは意外と多く、危機感は、多少なりと持っているのは事実です。

そのほとんどが中国に絡んだものです。

直近では、楽天やユニクロの問題を取り上げてきましたが、これらは全て中国絡みです。

そして、今日取り上げる問題もまた、中国絡み・・・。

さて、今日の中国問題ですが、今年は中国絡みの企業が発行している社債の償還が1000億ドルを超えるのですが、史上最大の償還額という事になります。

また、ドル建て中国国債の満期も訪れ、その額は1180億ドルにも上ります。

今年は中国企業が大型のデフォルトを起こしていて、既に151億ドルが消えています。

中国経済が好調だとか、V字回復していると騒がれていますが、実際は大型デフォルトが更に起こる可能性のある惨憺たる状態です。

昨日は、中国企業が割安なところまで売られたという事で、上海株が急騰し、1年ぶりの上げ幅となったのですが、そもそもその割安判断はどこから来ているのでしょうか?

中国企業は、基本的に財務内容を明確にしていません。

売上や、利益に関しても、まともな監査もありませんし、信じるに値するものが何もないのです。

そんな状態でもNY証券取引所に上場しているのですが、これはオバマが金欲しさにウォール街と結託して上場基準を緩くした結果です。

しかし、流石に緩め過ぎでしたし、トランプ政権はこれを是正する方向に動いていました。

バイデン政権がこれをどこまで引き継いているのかは分かりませんが、普通に米国基準の監査を要求すれば、殆どの企業が上場廃止になると思われます。

そのぐらい緩い基準で上場しているので、こんな状態の企業の何を見て、割安だと判断しているのか?

まあ、上海株が上昇するのは相場全体にとっては悪い事ではありませんが、世界全体を見れば西側諸国は中国排除に動いており、こうした上昇は、売り抜けるための仕掛けという事も考えられます。

日本ではあまり報道されないので、知らない方も多いかも知れませんが、欧米ではウイグルでのジェノサイドが何度も報道されていますし、多くの人達がこれを許さないという気持ちを持っています。

日本は、ユニクロ等がウイグル綿を使用している疑いがあるのですが、少なくとも中共を非難したりはしていません。

本当に危機感が足りないと言いますか、ここまで行くとカネさえ儲かれば何でもいいのか?という状態です。

テレビ局は、ユニクロのCMが欲しいので、こうした報道はしないのですが、このままでは本当に世界から孤立する可能性が高いでしょう。

中国で稼いだって、結局カネは持ち出せないですし、何かしらの弱みを握られて自由がなくなります。

まあ、言いなりになっていれば、普通では考えられないような贅沢な生活は出来るのだと思いますけどね。

ただ、そうだとしても、使い道がなくなれば闇に葬られるのが中国社会なのです。

共に沈む道を歩むのかどうかは知りませんが、今のところユニクロは沈んで行きそうです。

そして、楽天モバイルで赤字を垂れ流し、中国企業と資本業務提携をした楽天は、日米両政府から監視対象企業になりました。

せめてこの辺で終わってくれれば良いのですが、中国に進出した企業は多いですし、これから問題になる企業はまだまだ出てくる可能性があるでしょう。

何故かと言えば、これらの企業が傷ついても米国に損害が無いからです。

ユニクロが潰れてくれれば、米国企業にチャンスが生まれますし、楽天が潰れたって何も問題はありません。

特にユニクロは、経営方針を変えてウイグル綿の使用を停止し、米国綿を使ってくれたならば、それはそれで良い話ですしね。

カネに目が眩んだ経営を続けていると、完全に米にやられることになるのではないか?

まあ、そういう流れなのでしょうが、一応同胞の立場として、これらの企業には目を覚まして欲しいと願っているところです。




さて、ここのところ材料株の動きが良くなってきていますね。

5月もそろそろ終わりとなりますが、6月のMSQへ向けて全体が上昇する予想ですし、更に材料株は盛り上がるのではないかと期待しているところです。

本命銘柄は、調整局面に入りましたが、これは上げ続けていたための調整との理解で良いと思います。

あれだけ悪い相場でも、ジリジリ上昇を続けていましたからね。

しかし、ここで調整に入った事により、目先としては面白くなくても、良い買い場を提供してくれています。

6月入会の方は間に合わないかもしれないと思っていましたが、もしかしたら間に合うかも知れませんね。

もし、良い感じで間に合ったならば、この銘柄を買うと良いと思っているところです。

また、新規銘柄も出てきますので、そちらも楽しみにして頂ければと思っています。

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