28000円割れまで売られて始まった今日の東京株式市場でしたが、寄付き後は値を戻して28100円台での推移となっています。(10時半現在)

弱気はないとした今朝のレポートでしたが、正直、予想が非常に難しい日で、臨機応変に対応するしかないと思っていました。

ただ、材料株相場になってきていますし、材料株が盛り上がるという予想は当たっている様です。

推奨銘柄では6378木村化工機が本日高値を更新していますし、一昨日推奨した362●も4%近い上昇になっています。

本命銘柄は、推奨当初より20%程度上げ、徐々に上昇角度が上がっています。

既に仕込みが済んでいるメンバーはこのままで良いでしょう。

ここのところ売り叩かれていたマザーズ指数が2%近い上昇で、この辺にも材料株の良好な様子が映し出されています。

しかし、驚いているのは個人投資家の動向で、先週の急落局面で売らされていたのだろうと思っていたのですが、多くは買いに入っていた様なのです。

結構頑張っている投資家が多かったのです。

何を買っているのかは分かりませんが、マザーズが好調ですし、個人がやる気を出してくれるのが何より嬉しいです。

日銀は本当にピンチにならないと買わないような素振りで、外資は日銀が買わないなら日本株の売買を控えようとしている様です。

外資が売買しなくなるのを悪材料と見るか、好材料と見るかは、別れるところですが、そもそも彼らは225が中心で、しかも多くは主要5銘柄(9983ユニクロ、9984ソフトバンク、2413エムスリー、8035東京エレクトロン、6367ダイキン)の売買だけでした。

ですから、225は騰がるし、ニュース的にも日経平均が3万円を超えたとなるのですが、そこに熱狂はないのです。

3万円を超えた時のニュース映像を覚えていますが、誰も喜んでいる様な感じではありませんでした。

言い方を変えればこれは日銀の罪なのです。

誰にでも買い出動のタイミングが分かる、マニュアル通りの動きしかしないのですからね。

まあ、ルールは確かに必要です。

もし、ルールがなければ、誰かが相場を見ながら判断して買いを指示しなければならないのです。

そうなりますと、誰かの能力によって日銀のカネが運用されるので、失敗すればその決断をした人の責任問題になります。

とは言え、介入ルール方式も失敗すれば作った人の責任になりますので、同じと言えば、同じですけどね。

そう考えると、明らかに外資の餌食になっていた介入ルールは、ない方が良いとも言えます。

4月以降で日銀は1度しか動いていません。

あまりに動かないと、舐められますし、時にはランダムで介入する必要があると思います。

殆ど下落していなくても買うとか、後場に限らず前場からとか。

外資に悟られないイレギュラーな動きはしておくべきです。




まあ、何にしても、日銀が外資のおもちゃではなくなったのは良い事です。

日銀が出てこないと、外資の売り仕掛けがやりやすくなるとも言えますが、個人が本気を出せば外資の売り仕掛けも怖くはありません。

買い残が積み上がれば怖くもなってきますが、今ぐらいなら暴落させられるほどの残ではありません。

また、単に買い残が積み上がっているから危ないのではなく、調子に乗って上値を買い続けて、振り向いたら梯子が無かったというのが一番怖いのです。

外資の売り仕掛けは、いかに梯子を外すかなのですから、そういう事にならない様に気を付ければ良いのです。

とりあえず、自身でできるのは、梯子を外されそうな銘柄を買わない事です。

信用買い残がどんどん増えて行くような銘柄は、特に危険です。

また、巻き込まれないためにはレバレッジをかけないことです。

上手く行けば大儲けですが、失敗すれば大損です。

当たり前ですが、この当たり前が分かっていない投資家が多過ぎるのです。

現物で利益が得られない投資家が、信用で利益を得られる訳もないのですから、本当に自信がつくまでは現物の範囲を出ない事です。

レバレッジをかけず、手堅く利益を手にして行けば、結局はレバレッジ取引よりも利益を得らえれる可能性は高いと思っているところです。

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