昨日は225が思ったよりも買われたので、その反動もあるでしょうし、米国株が売られた理由の一つがバイデンの増税案だったのですが、実はどうでもよい内容でした。
米国のキャピタルゲイン税は、日本と違って複雑です。
私も理解していないのですが、所得に応じて払うべき税率が違う累進課税だそうです。
日本の所得税の様な感じで、キャピタルゲイン税も払う必要があり、この内の最高税率である年収100万ドル超の投資家に対して、キャピタルゲイン税を倍にすると言う話でした。
それ程多くの100万ドルプレイヤーがいる訳でもないでしょうし、どうせ節税対策で色々やれるのです。
また、あくまでも案でしかなく、実現するかは分からないのです。
ですから、本来相場がこれに反応するのはおかしいのですが、何故かそこそこの反応を見せたのです。
おそらく「増税」と言うワードを自動売買のプログラムに検出されて、売り注文が出たのだと思います。
自動売買は、ネット上のワードも拾っているものがありますし、特にニュースのワードには敏感に反応するらしいですからね。
大した話ではないとしても、相場は動く事があるという認識は持っておいた方が良いでしょう。
という訳で、今朝は売られると見ていましたが、戻るとの判断もしていました。
ただ、週末ですし、戻し切れるかは分かりません。
まあ、値下がり銘柄は多いものの、全面安ではありませんし、意外と悪くないと思って見ています。

テレビを見ればコロナの話題しかないですし、気持ちは暗くなりがちですが、相場は前向きに考えて売買して行けば良いと思います。
大きな流れとして間違いなさそうなのが環境関連です。
個人的にはバカバカしいとは思っていますが、世はすっかり脱炭素ですからね。
まあ、我々の目標は株で儲ける事なので、普通に環境関連で伸びそうなところを買って行けば良いでしょう。
有望なのに売られてしまった銘柄は、特にお勧めです。
また、半導体関連も面白いですね。
現状は、台湾と韓国に取られていますが、少なくとも韓国からは取り戻せるはずです。
国がボロボロで、そう遠くない内にデフォルトしそうですからね。
そして台湾勢ですが、これも探って行くと中共との関連が疑われます。
米は、これを阻止するために、TSMCの工場を米国に作らせ、半導体製造を完全に監視するつもりなのでしょう。
二階幹事長等を見ていると、日本はレッドチームに見えますが、なんだかんだと言いながらも日米首脳会談でそれなりの成果を上げました。
当初は米にバカにされたような会談(扱いは酷かったですし、その程度にしか見ていないのでしょうが)で、台湾を台湾海峡と変更した点が気に入りませんでしたが、中共の動きが明らかに鈍りましたからね。
親中派を上手くなだめながらの共同声明はなかなかの手腕だったと、考えを改めました。
まあ、とにかくこれで日本はレッドチームではない事が分かったのですし、米と連携すれば日本の半導体産業を復活させることは可能だと思います。
元々は日本が最大の半導体産業国だったのですし、トップに戻れないはずはないのです。
そもそも、韓国も台湾も、日本の半導体素材がなければ生産が不能なのですからね。
米国はどうするのでしょうか?
最先端を作るには、日本の素材が必要ですが、ちょっと遠すぎるのですよね・・・。
フッ化水素は、消費期限が短いらしいので、米国に運ぶ余裕なんてないでしょう。
他に最先端の素材を作れる企業があるのでしょうか?
そう考えると、半導体素材系は、まだまだ面白いとも思います。
チャートと業績を睨みながら、この関連もどこかで推奨する予定です。
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