米国株はNYダウが安く、NASDAQは高いという状態でしたが、今朝はこの流れそのままと言った感じですね。
やはり3万円を超えるのは大変そうですし、ここでの揉み合いは仕方がないでしょう。
材料株は一部動いている銘柄もありますが、まだまだ広がりは鈍く、多くは待たされている感じです。
まあ、期待は継続していますし、楽しめる相場にはなるとは思うのですけどね・・・。
ただ、昨夜の米国株には違和感を感じますし、色々と懸念材料は出ていますので、強気は強気ですが、少し警戒は強めています。
詳細については、メンバーにレポート済みです。
また、持ち続けるべきではないとした2437SHINWAが下落してきていますね。
そろそろ買いか?という質問も頂きましたが、まだ買い場ではありません。
行く行くは化けるとしても、目先大きく下げる可能性が高いなら、持ち続ける必要もないでしょう。
まだ、はっきり分かりませんが、出来高が30万株以下に落ち着き、株価も大きく動かなくなるまでは無理でしょう。
短期筋が入ってガチャガチャやっていましたので、こうした筋が抜けて行くまでは進展はないと思います。
あと、欲張りな奴がいて、こいつが問題で材料が進んでいないのかも知れません。
そう考えると、決まるのは随分先な気がします。
次はもっと短期で決められるタイミングでメンバーに推奨するつもりです。

さて、世界情勢にも目を向けましょう。
国内は好天が続き、農作物の値段が下がっているのですが、世界的には日照りの影響等で穀物価格が上昇しています。
これに加え、円安にもなっているため、輸入飼料が高騰し、食用油の原料も高騰しているので、食用油も高騰しています。
今後は畜産価格が上昇する可能性が高いですし、我々の生活も苦しくなりそうな気配が出ています。
円安は輸出企業にとってはメリットですし、日本人の約1割は自動車関連に関わった仕事をしていますので、円安メリットは大きいとも言えるのですが、食糧は確実に値上がりするのですし、輸出に関わらない人の生活は円安によって苦しめられます。
また、原油価格の高騰も問題になるでしょう。
原因は様々ですが、一番悪いのはバイデン政権だと個人的には思います。
フーシ派という過激派組織があるのですが、トランプ政権はこれをテロ組織と認定し、制裁していました。
それで、何とかサウジもフーシ派と戦っていたのですが、バイデンは大統領になるとすぐにこのテロ組織認定を取り消したのです。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021020600436&g=int
イランとの核合意もオバマ時代に戻そうとしていていますし、これらの悪政がフーシ派を勢いづかせ、攻撃が激化しています。
その影響でサウジの原油関連施設が破壊され、サウジの原油販売能力が半分程度に低下。
まあ、これで原油価格が騰がったので、バイデンは米国内の石油関連企業からは喜ばれていると思います。
パイプライン建設を止めて批判を浴びましたが、他の石油関連企業や、従事者からは喜ばれている事でしょう。
まあ、こうなる事だけを狙ってテロ組織認定を取り消したのかは分かりません。
この他にもスエズ運河でタンカーが座礁し、石油の運搬が阻害されていたので、複合要因ですけどね。
ただ、フーシ派を勢いづかせたバイデンの責任は重いはずです。
そして、円安と原油高でこの悪影響を一番受けているのが日本です。
しかも、一般庶民を直撃です。
とりあえず、株式市場に影響がなければそれで良いとも言えますが、流石に影響して来そうな気配を感じています。
まだ稼げるとは思いますが、特にここからは気を引き締めて頂ければと思います。
最後にランキングのチェックを ⇒
無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。
登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。
よろしければ、登録してみてください。
読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。