抜き切るには、まだ時間が必要でしょうが、引き続き強気姿勢で構えて行くべきでしょう。
ただ、日本は少し問題を抱えた状態です。
当ブログでは、数年前からウイグルでの中共による虐殺や、強制労働についてレポートして来ましたが、この問題は日本のメディアは積極的に取り上げません。
まあ、最近は米国が大騒ぎしているので、取り上げざるを得なくなって「人権問題」という、柔らかい表現での報道は行われるようにはなりました。
今日は日経新聞1面に「人権問題投資家が圧力」という記事がありましたが、中身は随分と温いです。
中共の虐殺について言及していませんし、米中の板挟みになっている企業というスタンスの記事でしかありません。
また、公明党の山口は、あからさまに中共擁護発言をしていますし、日本政府のスタンスが虐殺黙認と取られかねない状態です。
事情は分かるのです。
中国で儲けたいならば、中共が虐殺をしようが、強制労働させようが、黙認するしかないですからね。
例えば、中国で儲けている9983ファーストリテイリングですが、不安なのはウイグル綿使用疑惑です。
ファーストリテイリング側は、ウイグル綿は使っていないとしていますが、中国で生産をしていて本当にウイグル綿を使ってないのですかね?
今、世界中から大企業に対してファクトチェックが行われ、ウイグル綿の使用が発覚した場合は、間違いなく売り材料になります。
日本ではウイグル問題があまり報じられないので、知らない投資家も多いのですが、日本での認識は世界標準から大きくかけ離れています。
ウイグル人はイスラム教ですが、これを止めさせるために強制収容所に入れられています。
若い女性の多くが強制不妊手術をされていますし、臓器移植のために生きたまま臓器を抜き取られる人もいます。
また、ウイグル綿を生産するために、強制労働にも就かされています。
ドイツのアウシュビッツ並みの惨劇が、この現代でリアルタイムに行われているのです。
日本人も怒るべきです。

ちなみに、こうした惨劇はもう何年も前から行われているのです。
おそらくはオバマ政権の時から・・・。
オバマは黙っていたのか、気付かずだったのかは知りませんが、彼が大統領の時に中国はやりたい放題してきたのです。
例の南シナ海の人工島建設も、オバマが黙認したのです。
トランプ政権が人工島を発見した訳ではないのです。
そう考えると、ウイグルもまた同じ話だと思うのですけどね。
まあ、真相は分かりませんが、トランプ政権によって暴かれたウイグル問題は、もはや消す事の出来ない炎です。
この炎は、中共を焼き尽くすと思うのです。
日本は一緒に焼かれるのか?
それとも、逃れる事が出来るのか?
来週は日米首脳会談があるのですが、日本もウイグル問題に対する態度を明確に示さなくてはなりません。
菅首相がリーダーシップを発揮できるのかに注目したいと思います。
場合によっては日本の立場は国際的に不味い事になりますからね・・・。
この辺の判断を間違わないように、引き続きニュースをチェックして行きます。
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