米国株はグロース株が買われていましたし、日本株も材料株がもう少し賑わうかと思ったのですが、なかなか思う様には行きません。
昨日はS高まで行った2437SHINWAが買い気配の後に寄り付いてしまい、そこから乱高下が始まってしまいました。
本命材料ではないので、そんなに飛ばされても困るとは思っていましたが、流石に提灯が付きすぎたという事もあるのでしょう。
数日はこの辺で調整して、本命が出るまで待っていれば良いでしょう。
また、好調な材料株としては、6327北川精機がジリジリ値上がりしていたのですが、今日になって加速してきました。
少ないですが、こうして好調な銘柄もありますし、楽しみながら押し目を拾って行くのが今日の作戦になるでしょう。
29日の権利取りに向け、色々動き出すと思いますし、今のところは強気姿勢で良いと思いながらこの相場を眺めているところでした。
ただ、ここで気を付けて頂きたいのは、権利を取るより利食いした方が良い銘柄も出てくるという事です。
主に配当の権利に言える事ですが、配当分以上に権利落ち日に下落する銘柄は出てきます。
特に期待が大き過ぎた場合には、下げがきつくなる事もあります。
結局は駆け引きですが、権利を取るかどうかは値上がり率次第という事になります。
また、小技ですが、優待などの権利を取る場合に貸借銘柄に限り、権利付き最終日に買いと信用の空売りを同時に入れるのです。
そして、翌日に品渡しをして、損金無しで売却すれば、権利だけを下落リスクなしで確定できます。
ただ、ここで注意しなくてはならないのは、同じような取引が多い場合に空売りが増えすぎて、逆日歩が付く事があります。
週末にやると、3日分の逆日歩がかかるので、今回は大丈夫ですが、例えば29日が金曜日だった場合は、逆日歩で結構な損失を出す事もあります。
ですから、権利だけを上手くとろうとして、逆に損する事もありますので、小技を使って稼ごうとする場合は逆日歩の有無と発生する可能性を考慮する必要があります。

さて、先週末の話題ですが、米国務長官が中国を訪問し、中国の外交トップとガチバトルを展開しました。
https://www.news24.jp/articles/2021/03/19/10842158.html
これを見る限りはバイデン政権も完全にゴミではないと言えそうです。
まあ、こうなった経緯は、トランプ政権が頑張ったからですけどね。
特にこの件はポンペオ国務長官が、中国をジェノサイド認定した辺りから問題が大きくなりました。
この他にも欧州各国からジェノサイドを非難する声明が出ているのですが、更に豪州も加わりました。
https://jp.reuters.com/article/australia-china-human-rights-idJPKBN2BE0JN?feedType=RSS&feedName=special20
さて、この流れに日本も乗るのでしょうか?
少し前までは、自民党も親中派が多くいたので、正面から喧嘩を売るような話はなかったのですが、最近は世論に押されて強気に出る議員が増えましたからね。
そして、親中派も少し勢いがなくなって来たかと思います。
尖閣諸島の防衛に積極的になってきていますし、この流れに乗って日本も中国をジェノサイド認定すべきだと思いますけどね。
中共は南京大虐殺をでっち上げ、日本からカネを揺すって来たのですし、現在進行形でジェノサイドを実行中の国をかばう必要なんて全くありません。
とりあえず、岸防衛大臣は腰抜けの茂木とは違い、よく働いていると思いますし、しっかりやってくれるのではないかと期待はしているところです。
いずれにせよ、この状態で来年の北京オリンピックはないでしょうね。
開催したところで、欧米諸国は不参加でしょうし、日本も参加は不能でしょう。
とにかく中共に対する日本の姿勢は、そろそろはっきりさせた方が良いと思います。
まあ、この流れで行くと、中国に進出している多くの日本企業が危なそうな気はしますけどね。
これが相場を荒らす材料にならなければ良いのですが、今は観察しているしかないと思っている事案です。
願わくば、毅然とした態度を示し、デカップリングを進めて欲しいのですけどね。
そして、新たなサプライチェーンで、新たな経済圏を作り上げて行ければ良いとは思っているところです。
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