昨日は空売り比率が41.1%と高く、踏み上げもあったのでしょう。
しかし、225は30000円近辺まで付けたものの、そこからは急速に上昇力を失い、29700円台まで下げて来ているのが10時半現在です。
今朝のメンバーレポートでは、寄り付きは高いが、その後は揉み合いと予想していたのですが、思ったよりも上昇したために反動が出ているのだと思われます。
この調整的な動きがどこまで続くかは分かりませんが、225が揉み合いになれば、材料株が動きやすくなるだろうと期待しているところです。
これも今朝のメンバーレポートで解説している事ですが、30000円はコールの売りが大量に入ってきてますし、抜くのはちょっと難しそうです。
ただ、抜けてくると大量の踏みが入るので、意外な上昇相場に発展する可能性もあります。
まあ、現時点では何とも言えないのですが、あまり弱気になり過ぎない方が良いとは思っています。
押したところは頑張って買うか、投げずに耐える。
これが、今の相場で勝利するのに必要な事だと思います。
さて、今回の大幅安の原因の一つとなったのは米長期金利の急上昇でした。
一気に1.5%台まで行きましたからね・・・。
これでは株が大荒れとなっても仕方がないでしょう。
ただ、この二日間は反落し、これで少し安心感が出たのだと思います。
相場が懸念していたのは1.5%の金利ではなく、止まらない金利上昇ペースだったのではないかと思います。
ですから、大して下がってはいないが、金利上昇が一服しただけで株価が大幅に上昇という事になったのでしょう。
まあ、バイデン政権がヤバい政策を出し続けていますので、先々は株価もダメージを受けるのではないかとは思います。
例えば、パイプライン建設の中止ですが、これは確実に失業率を上げます。
カナダとの関係も悪くしますし、中東依存を再度高める事になります。
せっかく、トランプがエネルギーの独立を果たしたのに・・・。
トランプと言えば、昨日CPAC(共和党大会)で1時間半の演説をしました。
久しぶりの演説でしたが、本当にこの人はパワフルで、人の心を掴むのが上手いですね。
凄いと思ったのは、プロンプターに目を向ける事もしていませんでした。
バイデンなんて、酷い時はプロンプター棒読みですからね。
そもそも、1時間半も演説できないでしょう。
こんなところからも、格の違いが見えますが、これから州知事選や地方選挙でどう戦って行くのか?
とりあえず、民主党からもNOを突き付けられた、ニューヨークのクオモ知事は終わりでしょうから、次に誰が勝つのかに注目しています。
思惑通りにトランプ側の候補者が当選するかどうかに注目したいと思っているところです。

という訳で、色々厄介な状況ではあります。
今まで支えとなっていたのは、超低金利政策でしたが、これを続ければ米国は起債できないという状況に至ります。
故にここのところ金利が大荒れとなり、相場も荒れた訳です。
見通しが非常に立てにくくなりましたが、それでも株価を暴落させる訳には行かないでしょうし、出遅れている材料株は、ここから進化を発揮するのだろうと思っているところです。
「30000円だからバブルだ!」とか「高過ぎる!」という決めつけはしません。
金利の急上昇さえ抑えられれば、夏には40000円になってもおかしくないと見ているところです。
まあ、その前に一度押すかも知れませんけどね・・・。
しっかり観察して、舵取りを間違わないようにしたいと思っているところです。
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