昨日の下げで売りに回った投資家も多かったようで、空売り比率は39.6%でした。
今朝の上げは踏み上げの影響も大きいのだろうと思います。
メンバーには、予告通り30000円割れの225は買い推奨としました。
推奨とした値段は29850円付近だったと思います。
その後、下げる場面もありましたので、指示通りに買い下がれていれば、今日の上げは嬉しいところでしょう。
ただ、私もこのまま225が素直に高値更新に向かうとまでは思っていません。
基本的に上だとは思っているのですが、そこまで簡単な話でもないでしょう。
相場は上げ下げを繰り返しながら、どちらかに向かいます。
当然、これを予測する必要があるのですが、仮に予測した方向が正しかったとしても、実際の行動が伴わなければ何の利益もありません。
例えば、上と予想していても、いざ売られてくると買えなくて、買われてくると買いたくなる。
頭では分かっていても、どうしてもこの行動から抜け出せない事が多いのです。
目をつぶり、勢いに乗って買って行くのが良い時もあるのですが、それが許されるのは日計りで利が得られるという自信がある時ぐらいです。
買われている時に買う場合は、少量にして、押し目にも対応できるようにするか、下げたら迷わずロスカットできる技量が必要なのです。
この辺を理解していないと、高いところでがっつり買ってしまい身動きが取れなくなるのです。
さて、今の相場でどうするべきかを解説していきます。
何度も書いていますが、金融緩和が続く限り、相場が大きく下げる可能性は低いのです。
何か大事件でも起これば別ですが、いつ起きるかも分からない事件を警戒しても、仕方がないですからね。
まあ、それでも出来るだけ予測して行きたいので、気になるところには、常に目を光らせているのですが、今すぐにどうという事は無さそうです。
ですから、今は上に向かっていると判断して売買して行けば良いと思います。

しかし、残念な事に「30000円は行き過ぎだ!」と判断している投資家が多く、相変わらず空売り比率は高い状態が続いています。
売っては踏まれ、また売っては踏まれているのです。
まあ、いずれは下げの相場も来るでしょうね。
しかし、今の状況で下げたとしても、それ程大きくは下げないでしょう。
何故なら、いつも投げさせられる役目の個人がまだ買い付いていないからです。
大きく下げる相場とは、いつも個人が買いの含み損を抱えているところで外資が売り崩してくるのです。
そして、たまらずロスカットするのですが、まるで人工雪崩を操るスキー場の様に、外資は的確に個人の痛いところを爆破してくるのです。
まあ、買い残が溜まっているところを狙って売り仕掛けしてくるだけなのですけどね。
ですから、個人が本気で買って来るまでは、本格的な下げはないと思っていて良いのです。
そして、外資が売り転換してくるまで大丈夫だと思います。
材料株の売買は随分と難しくなってしまいましたが、空売りで踏まれまくる相場で疲弊するよりは、買いの方がまだ利が得られるでしょう。
外資が買い姿勢で、個人が売り姿勢。
これだけも、相場は上だと判断できるのですけどね。
という訳で、今日も買える銘柄をして、推奨して行こうと思っているところです。
最後にランキングのチェックを ⇒
無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。
登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。
よろしければ、登録してみてください。
読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。