ここのところ、25日線を割っても買いになるので、今回も買いだとは思いますが、それにしても材料株の盛り上がりに欠ける相場ですね。
原因は何度かレポートしていますが、個人の買い意欲が上がらないからです。
日銀も225やTOPIXは買っても、マザーズは買いませんからね・・・。
まあ、マザーズは投資不適格な銘柄が多いですし、私だって年金資金をマザーズで運用して欲しくはありません。
殆どが無配ですし、売らない日銀はマザーズを買っても利益を上げられませんからね。
そういう意味では、今一番成功している投資家としての日銀を手本とすれば、マザーズなんて見ていてはダメなのでしょう。
とは言っても、値幅を取りたいならば、マザーズは外せませんし、もう少し盛り上がって欲しい市場だと思っているところです。
しかしまあ、どうしてここまで個人は買う気が無くなったのでしょうね?
色々考察はしているのですが、バブルで嵌った現在高齢の投資家は、年齢も年齢なので、多くが持っていた銘柄を売るだけの様です。
また、若い投資家は投資資金が少なく、買うカネがあまり無いのだとか。
更に、計算ばかりが得意で、今の相場は割高だと考え、資金があっても空売りに使うことが多い様です。
その結果として、先週は空売りが高水準で続いていました。
木曜、金曜と押したので、上手く行った投資家もいるのですが、本当にピンポイントの微妙な下げでしかありませんでした。
上手い人は儲かったと思いますが、月曜に売った人は、やっとトントン程度です。
売りでは難しい相場なのではないかと思っているところです。

もちろん下げる要素はあります。
相場に大きな影響を与える米国では、バイデン政権がバカばかりやっていますからね。
今は左翼メディアが味方なので、何とか問題にならずに済んでいますが、米国民はかなりの不満を溜めていると思います。
北米最大の労働組合は、元々民主党支持でしたが、パイプライン建設を止められて激怒していますし、こんな不満は履いて捨てるほどあります。
今のところは、相場はバイデン政権の政策に期待していると言われていますが、これがどこかで修正されて行くのだろうとは思います。
その時にどれだけ相場に影響が出るのか。
ただ、過剰流動性相場で、影響はあまり無いかも知れないのです。
こればかりは何とも言えないのですよね・・・。
ですから、売りで下げを待つよりは、買いで上げを狙いたいと思っています。
随分と下げてしまった銘柄や、反応が無い銘柄はいくらでもありますし、そうした銘柄で利益を狙いつつ、全体の動きを見極めて行きたいと思っているのです。
国内外の政治に大きな変化が起きていますが、メディアがまともに動いていないのと、カネ余りに対する変化が無い事が、指数ばかりが値上がる異様な相場を作り、今は本当に難しいと感じています。
ただ、カネ余りがもたらしている過剰流動性相場だけを信じて行くというのも悪くはないと思います。
そうなりますと、買うのは225ブル2倍等になるのですけどね。
面白味はないですし、ここからと考えるとやり難いかも知れませんが、空売りで儲けようとして踏まれ続けるよりは良いでしょう。
30000円なんて通過点。
そのぐらいの気持ちでこの相場を見る方が、勝てる可能性が高いと思っているところです。
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