あまりに酷い内容に目を覆いたくなりますが、それでも相場は強いので、特に問題ないのでしょうかね?
それとも、後でまとめて爆撃される感じでしょうか?
とりあえず、気になる点をまとめておきたいと思います。
まず、パイプライン建設を止めた大統領令ですが、リアルに失業者が溢れてきて、米国最大の労働組合「米労働総同盟産別会議(AFL・CIO)」がカンカンです。
また、建設中止で大損害のカナダのドルドー首相も怒っていますね。
何故に建設を中止したかと言えば、気候変動を止めるためだそうですが、パイプラインで輸送した方が有害物質は出ないし、環境に優しいと思いますけどね。
まあ、トラック業界とか、鉄道業界からすれば、パイプラインなんて無い方が嬉しいでしょうけどね。
結局はこの辺から賄賂を貰ったのではと勘ぐってしまいます。
次に、学校再開の件で、100日以内に大多数の学校を再開すると言ってましたが、彼の言う大多数とは50%以上だそうです・・・。
さらに、再開と言っても週1日以上というユルユルの条件でした。
これ以上は長くなるので、取り上げませんが、この他にもヤバい大統領令が沢山あります。

それと、心配なのが対中政策で、一応強硬路線ですが、バイデンのスピーチから分析すると、中国を競争相手だと見ている様なのですよね。
中国はまともに競争して勝てるような相手ではないのです。
技術は盗むし、知的財産権は無視しますし、政治家も官僚もチャイナマネーとハニトラで汚染されまくりです。
池上彰の解説通り「バイデンは人権派で、ウイグル問題を放置せずに解決するまで戦う!」なら良いのですけどね。
本当に酷い話ばかりで、相場は何をどこまで織り込んでいるのかも分からないのが現状です。
まあ、個別の材料ではなく、単にバラマキだけを評価しての相場にも見えますけどね。
ただ、パイプライン建設の中止から波及する失業の連鎖はこれからが本番です。
赤字事業ではないのですから、そのまま続けていれば良かったものを途中で止めたらそれこそ赤字です。
完成すれば巨額のマネーを生みますし、エネルギー効率も上がり、運送用CO2排出も減る。
誰がどう考えたっても、建設を止める道理がないのです。
本当に米国民は大変な奴を大統領に選んでしまったものですね。
失業者が増えても、バラマキ期待で相場は持ちこたえるのかも知れませんが、よくよく考えるとそれは社会主義政策でしかありません。
本当にそんな事を米国人は望んでいるのでしょうか?
まあ、今更手遅れですけど、異常な状態である事だけは確かでしょう。
これからは米国民は猛省して、真面目に選挙に取り組むでしょうし、2年後の下院選挙では大分景色が変わるのではないかと思います。
その後の大統領選挙ではトランプ本人か、彼の息のかかった人材が大統領の座を奪い返すと思いますけどね。
来年はNY知事選挙ですが、色々とやらかしているクオモ知事に対抗してトランプの息子が立候補するようです。
まだ正式には出馬表明をしていませんが、まずはNYで戦いを始めるようです。
今回の選挙で、いくら不正を訴えても、知事が左派だと、もみ消される事が分かりましたからね。
トランプ陣営は知事選から本気で攻めて行く様です。
大統領選挙は終わってしまいましたが、まだまだ米国の政治は面白そうなので、引き続き情報を追って行きます。
まあ、何にしても、相場に悪影響が無ければ良いと願っているところです。
やはり、相場は上昇している方が楽しいですからね。
しばらくは大丈夫そうですが、引き続き危機感を持ちつつ、相場を見て行けば良いでしょう。
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