普通は指数がぱっとしない動きの時は材料株が活躍するのですが、決算発表シーズンですし、SQも目前という事で動きにくかったのでしょう。
しかし、今日は昨日と違い、材料株がなかなか良い感じに動いています。
メンバーには、来週にかけて面白くなりそうな銘柄として、8000番台の銘柄を前場の終わり頃に推奨する予定です。
少し薄めの銘柄ですが、慌てて上値を買わず、上手く拾っていただければと思います。
また、決算の多くは金曜日に集中していますし、明後日は警戒した売りが出やすいかも知れませんね。
ただ、ここのところ225は30000円を目前にしていますし「これ以上上値を買う理由がない」と言うような弱気な意見が多く見られます。
実際に空売りをしている投資家が多い事も信用残高に現れています。
この状況を見て、どう判断するかが重要ですが、要するに「下がれば買戻しが入るし、騰がれば踏まれる」という事です。
この状況で売り仕掛けなんて、どう考えても悪手です。
私なら絶対に売りませんし、資金力があるなら空売りの入っている銘柄を狙って徹底的に買い上がりますね。
もっと資金力があれば225を買って行くのも良いのですが、相場を主導するほどの資金力なんてものは現実的ではありませんね。
ただ、資金力がないとしても、基本はやっぱり買いだと思います。
何度も言いますが、相場と言うものは、多くが騰がらないと思っているから騰るのですし、多くが下がらないと思うから下がるのです。
これは過去の相場を見れば、ほぼあてはまります。
実際にいくつかの場面を思い出しても、ほぼそうですからね。
特に下げの記憶は鮮明で、もう下がらないと思ってからが本番だったりもしました。
今の上げ局面は、下げで苦しんだあの日の逆だと思います。
冷静に考えれば分かるのですが、金融緩和はそう簡単に終わりません。
いや、終わらせられないのです。
多少インフレになったって、デフレになるよりは良いと言いますか、デフレになったらカネをばら撒いた世界中の政府が破綻します。
庶民がいくら困ろうとも、インフレにしなくてはならないのです。
そうしなければ、バランスシートがおかしくなってしまいますからね。
ですから、引き締めになるとしても来春以降だと思います。
そして、相場はそれを意識する今年の秋以降までは強気が続く可能性が高い。
30000円は超えない?
気が付いたらバブル時の高値を抜いて40000円をも超えている可能性があるのが今年の相場です。
そして、多くの投資家が「買いだ!」と鼻息を荒くし始めたら、そこから警戒が必要です。
多くが弱気の状態で弱気対応は間違いだと、肝に銘じて売買して行くべきでしょう。
上昇は正義ですし、楽しく買いで儲ければ良いのです。

ただ、不安がない訳ではありません。
特に警戒しているのは、米金利の上昇で、これにスポットが当たると、目先は調整になる可能性があり、あまりに上昇すれば引き締めも行わなくてはなりません。
そうなりますと、予想よりも早くに相場が終わってしまう可能性があります。
また、コロナが完全終息すると、バラマキの口実が無くなりますので、これもまた警戒要因です。
今のところは上と見ているのですが、何がどう変わってもおかしくないという警戒心は常に持っています。
現時点では売ろうとは思っていませんが、いずれは売るしかなくなる相場も来るでしょうし、方針の変更は思ったよりも早くなる可能性はあります。
まあ、この辺は日々観察しておりますし、異変を感じればレポートして行きますので、参考にして頂ければと思います。
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