昨日は空売り比率が50.1%と高水準で、下がるとなると一気に売りが入って来たのです。
この売りは株高に耐えられずに買い戻されると見ていたのですが、なかなかしぶとい感じがします。
このパターンは、大抵は寄り天になるのですが、売り方は望みをつないでいる状態でしょうか。
まあ、週末ですし、朝方耐えればダメージを軽減できる可能性はありますからね。
弱いところで弱気になっても仕方がないですし、ここはじっくり様子を伺いたいと思っているところです。
狙っている銘柄が安ければ、拾って行くべきでしょう。
さて、世界に多大なる影響を及ぼす米国ですが、色々なニュースがありますね。
特に面白いのは、バイデンの動きで、見ていてなかなか飽きません。
まあ、このまま行くと米国は壊されそうですし、一緒に世界の秩序も壊されそうで怖いのですが、結局はネットやテレビを通してしか見られないので、リアルなのに恐怖映画を見ている感じとでも言いましょうか、何か現実とは違う感じがしてしまいます。
現状をまとめますと、バイデンは就任1週間で40近くの大統領令にサインしています。
大統領令という事は、議会で話し合った中身ではありませんし、国民が信頼する大統領だからこそ許された特権とも言えます。
しかし、少なくとも8000万近くの有権者はバイデンを信頼していませんし、投票を後悔している有権者も多いと聞きます。
実際にパイプライン建設が中止となり、失業した黒人男性が失意の動画をアップしていましたし、これから多くの失業者が出てくると思われます。
バイデン政権からはこれらの失業者に対し、職を探せという意見が米運輸長官候補のブティジェッジから出されておりました。
一応、今後はクリーンエネルギー産業を育てて・・・という事のようですが、環境保護のために多くのカネが使われます。
はっきり言いますが、環境保護はカネを生みませんし、税金を垂れ流すだけです。
悪い事だとまでは言いませんが、やり過ぎてはいけない事です。
特に経済に余裕がない状態でやるべき事ではありません。
そして、商務長官のジーナライモンドからは幅広い増税が必要だとの意見が発表されておりました。
せっかくGDPが4%増と、トランプが頑張った功績も、あっという間に消えてなくなりそうです。
それと、気候変動ついでの情報ですが、バイデン政権でこれらを担当している気候変動問題担当のケリー大統領特別特使の家族はプライベートジェットを所有しております。
こういう奴らは人に色々と押し付けるくせに、自分の事は棚に上げますからね。
最近ではダブルスタンダードとも言いますが、バイデン政権は酷すぎると思いながら見ているところです。
また、挙げればきりがない程の愚行の数々で、最高裁判事を20人に増やすための委員会も設定したみたいです。
今でも裁判所はおかしくなっているのに、過半数をリベラルが永遠に維持できるシステムを構築されたら米国は革命でも起こらない限り共産国家へ向けて一直線です。
この動きは止める事が出来るのか?
まあ、こんなことを考えながらバイデンを観察している訳です。

さて、株が絡んでいる話としては、GameStopという米国株が乱高下しており、これに規制が入ったようですね。
乱高下の原因はネット掲示板主導の仕手相場といった感じです。
米国は日本と違って値幅制限が無く、一日で何倍にも値段が動く可能性があるのですから、やり方を間違えば地獄となります。
一方、上手く行けば一瞬で投資資金が数倍にも、数十倍にもなるのです。
これを主導したのが個人投資家で、実際は結託している金持ちが居るのでしょうが、ネットでターゲット銘柄を決めて、それを一気に買い上がるのです。
狙われるのは赤字でヤバいと噂されている銘柄で、しかも大手ヘッジファンドが空売りしている銘柄です。
赤字だからとガンガン売っていたのに、個人に買い上がられて買い戻さざるを得なくなる。
これで相場が大爆発を起こすのです。
とんでもない話ですが、私個人の見方としては、これも市場原理であり、何か問題あるのか?と思う訳です。
正直、こういう話はワクワクしますね。
昔、加藤氏(K氏として有名でした)がやっていた手法と似ています。
K氏の仕掛けていた銘柄は、大抵は空売りが出来るボロ株だったのです。
騰がる理由がなさそうな、空売りが大量に入っている、もしくは空売りしたくなる様な銘柄をどんどん力業で買い上がって行くのです。
そして、売りが踏まれて大相場になる。
あの頃の相場は物凄く盛り上がりましたが、この弊害として、優良株が見向きもされなくなって大手証券が当局に圧力をかけてこれを潰しました。
株価なんて市場参加者の好きにさせれば良く、いくら乱高下しようとも、活性化している方が良いのです。
しかし、当局はいつも個人を虐めるようなルールや制度の変更ばかりをしてきます。
そして、大抵は外資に有利なルールなのです。
来年は外人に分かり難いという理由で、区分けを変更し、プレミアム市場等を作って3種に分ける事になっていますが、どう見ても個人向けの制度変更ではありません。
個人向けとするならば、225銘柄だけを市場を別にすれば良いのです。
どうせ一握りの指数寄与度の高い銘柄だけで動いている様なものなのですから「TOKYO30」とでもして指数に絡む銘柄を絞るのも良いですね。
もちろん、市場は別にして、残りは今まで通りTOPIXという事で良いでしょう。
この方がすっきりしますし、先物に振り回される事も少なくなるので、個人も売買しやすくなると思うのですけどね。
最後にランキングのチェックを ⇒
無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。
登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。
よろしければ、登録してみてください。
読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。