注目のバイデンの経済支援策が発表されましたね。

まだ精査していませんが、一番最初に目を引いたのは最低賃金15ドルの政策です。

断言しますが、最低賃金を国が決めるのは愚策です。

例えば、日本だとどう考えても時給500円では安過ぎるので、最低時給を750円にするぐらいなら良いでしょう。

しかし、これを1500円にしたらどうなるのか?

最低賃金をむやみやたらに上げられると、経営者はその分をどうやって捻出するかを考えるのです。

まずやることは労働者の解雇です。

今まで3人雇っていたところを2人にして、3人分働く事を強要し始めます。

基本的にろくなことがないですし、こうした愚策を既に実行した韓国を見れば結末が分かります。

今の韓国は何時デフォルトしてもおかしくないぐらいに痛んでいますよね。

他の政策もしっかり見たいですが、本当に社会主義的ですし、こんなバカげた案は議会を通らないとしても、随分と苦労させられそうです。

今後もバカバカしいものが出てくるでしょうし、議会のブレーキに期待するしかないと思っているところですが、上下両院が民主党が多数を押さえていますからね・・・。

しかしまあ、米国は酷い状況です。

ワシントンが厳戒態勢で、街には州兵が2万名も動員されています。

どうしてこんなことになっているかと言えば、あからさまな不正に多くの米国人が怒っているので、民主党は暴動が起こるのではないかと不安でしかたがないのです。

この不安をどうすれば取り除けるのか?

州兵の動員なんて必要なく、単に不正が無いという事を証明すればよいだけなのですけどね・・・。

審理拒否をしている裁判所に、審理をさせれば良いのです。

そして、何の問題もないというお墨付きをもらえばよい。

そうすれば、堂々と就任パレードもやれるでしょう。

しかし、誰も来ない事を恐れてパレードを中止し、暴動を恐れて州兵を動員・・・。

これが新しい米国の大統領のやり方ですか?

米国の民主主義は地に落ちた様に見えます。




最近は言論弾圧が凄いですし、チクリ報酬とかも出てきており、昨日レポートしたように中国の文化大革命をもう一度見ている様な感じでとても不安です。

まあ、それ以前にバイデンの政策でがっかりですし、やはり先々相場はまずいのだろうとは思ってしまいます。

今はコロナ相場で何とかなっていますが、いずれツケの支払いは来るでしょうね。

バイデンがその切っ掛けになりそうですが、やはり重要なのはタイミングです。

政策を見る限りは先々思いやられるのですが、コロナが落ち着くまではカネをばら撒き続けるでしょうし、まだしばらくは大丈夫だとは思っています。

とりあえず、最低賃金15ドルのような愚かな政策が通らない事を祈っています。

これが通るようだと、米国は本格的に危ないでしょう。

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