今年は225が上昇するのに、材料株が動かない事が多く、個人投資家泣かせの相場でした。
どうにもならない訳ではなかったのですが、苦戦を強いられる場面は何度もありました。
225に関しては、9月末頃に23500円近辺で修正した「年末26000円~27000円」と言う予想をも超えてしまいました。
流石に上げる速度が速すぎるのではないかとは思うのですが、調整は必要となったとしても、これで終わるとまでは思っていません。
もちろん、目先は下げる事もあるでしょうし、とんでもない爆弾が爆発すれば下げ転換する事も有り得ます。
しかし、爆弾の多くは、大規模金融緩和によって打ち消されて行くでしょうし、大規模金融緩和の流れは当分変わらない事が予想されます。
これが株価を持ち上げない訳がないのです。
まあ、225ばかりで材料株はさっぱり・・・。
こんな相場が続く可能性も否定は出来ませんが、中身に期待が持てる銘柄ならば動いてくる可能性は高いでしょう。
何でもかんでも買われるような全員参加型相場にはならないと思いますが、銘柄を選別して行けば取れるものは取れるだろうと思っているところです。
しかし、2020年は本当に激動と言ってもよい、大変な一年でした。
ほぼコロナ一色で、そこに米大統領選挙が絡んで、考えなくてはならない事や、勉強しなければならない事が増えました。
その結果として一つ分かったことは、想像以上に中共の浸透工作は進んでいたという事です。
真実は分かりませんが、コロナが人工的に作られた中共の生物兵器だという疑惑は依然として残りますし、コロナを理由に米では選挙ルールが乱暴に変更され、これが不正の温床となりました。
更に、これらの不正を報道しない中共に汚染された左派メディア。
表面上はコロナに荒らされた一年だったと言えますが、中共の浸透工作が明るみに出た一年だったとも言えます。
まあ、一般の人はあまり気付いていないと思いますけどね。

さて、日本の問題です。
私は何年も前から「電気自動車なんてエコではないし、脱炭素にもつながらない」という事をレポートしていますが、先日は遂にトヨタの社長が怒りました。
主な理由は「脱炭素を実現するために日本の産業を壊すのか!」という事です。
正直、電気自動車なんて中国が日本と大して変わらないものを安く作れますからね。
モーターなんて既に完成された技術でしょうし、今後の技術革新はあまり期待できない分野なのです。
まあ、電池に関しては今後色々技術革新があるでしょうが、電池のために日本の基幹産業である、自動車産業を潰すのでしょうか?
今朝の日経新聞一面には小泉進次郎が脱炭素を促進するという記事が載っていましたが、彼は本当に政治センスがないですね。
ガソリン車を電気自動車に置き換えるだけで原発10基分、火力発電にしたら20基分の電力が足りなくなると言われています。
太陽光発電にしたら国土がパネルで埋め尽くされるでしょうし、風力発電なら風車で大陸棚を埋め尽くしても足りないのではないかと。
しかも、年に何度も台風が来ますし、本当にこの環境で風力発電を増やして良いのかという疑問は尽きません。
本当にエコなら自動車を電気にするのも悪くはないとは思うのです。
しかし、どう考えても電気自動車は環境負荷が大きいのです。
確かに、自動車が大量に流入する都市部の空気は今より綺麗になるでしょう。
しかし、肝心の電気は原発をガンガン作って、ガンガン運用して行かないと間に合いません。
既にあるものは使ったら良いのでしょうが、新設してまでとも思いますし、せめて増やす前に最終処分場位は確保して欲しいです。
こうした事を全く考慮せず「2030年までにガソリン車ゼロ」とかいう愚かな発言をする人には嫌気がさします。
左派メディアは本当のことは語りません。
今は進次郎を持ち上げて、いずれ「コントロールしやすい総理」に仕立てるのが目標でしょうからね。
しかし、本当に日本のためを思って行動していする政治家っているのでしょうか?
そもそもトップがおかしい・・・。
菅首相はそこそこやれそうで、発足当初は期待したのですけどね。
自分で自分を「ガースー内閣」とか、ちょっと冗談交じりで発言した辺りからおかしくなって行きましたね。
政治論客も「ガースー」と持ち上げていましたが、最近は「スガーリン」とか言われてますからね。
携帯料金下げ圧力では上手くやってくれたとは思いますが、それ以外には特に評価できるものがありません。
デジタル庁には期待していますが、ミスリードも多そうな気がしてなりません。
こうして振り返ると、本当に酷い一年でしたが、来年は期待できる銘柄も多くありますし、たとえダメージを受けていたとしても、回復手段はいくらでもあると思っているところです。
相場を続けている限り、チャンスはいくらでも転がっているのですからね。
今年も一年間ありがとうございました。
来年もまた、よろしくお願い申し上げます。
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