昨日は酷い相場でしたね。

ファイザーのワクチン開発が成功という事で、ウィズ・コロナが終わるとの連想が突然働いたために、ネット関連に売りが出て、更に幅広い銘柄に売りが広がりました。

特に酷かったのが新興市場で、マザーズ指数は6%を超える下げとなり、多くの個人投資家がやられました。

しかも、個人は225を空売りしている人が多かったので、完全に踏み上げ状態となった訳です。

要するに、個人を狙い撃ちした焦土作戦の様な相場だったと言えます。

さて、ファイザーのワクチンがどれ程の効果があるのかは分かりませんが、前評判としては9割で免疫が得られるとか。

これは、極めて高い効果であり、業界も驚くほどだとか?

ただ、この程度のウイルスにワクチンが皆に必要か?という疑問が残ります。

ファイザーから6000万人分のワクチンを手に入れられるという話ですが、当然無料ではありません。

しかも、現時点で免疫の持続期間が良く分かりません。

何回接種をし、どれ程持続するのか?

確かに寒くなって感染者が増えてますが、日本は欧米に比べて2桁少ないですし、死者だってそれ程増えていません。

治療法が確立しておりますし、対処療法で十分だと思いますけどね。

副作用がないと言われておりますが、ゼロな訳がありませんし、冷静に死亡者数を考えると日本ではこれまで1834名の方が命を落としております。

去年の交通事故死亡者数は3215名ですから、交通事故で死ぬ確率より大分低いという事になります。

今のソーシャルディスタンスとか、マスクとかで十分ではないでしょうかね?

そして、よほど死者が増えてこない限りは報道も止める。

それが良いのか悪いのかは分かりませんが、怯えてばかりではおかしなことになるのは明らかです。

という訳で、このワクチン開発により相場は大混乱となりました。

素直に喜べば良いものの、相場の世界はそう単純ではないのです。

ただ、今日も影響を引きずっている銘柄が多いですが、今日の朝の売りは追証によるものが殆どだと思っています。

ですから、今日の朝は買い場だとして、いくつかの銘柄をピックアップしました。

そのうちの一つは大幅な売り気配でしたが、安寄りした後にはジリジリ戻してきており、寄り付き辺りで買えていれば大分美味しい感じです。




まあ、今後も不安は色々あります。

例えば、結果が確定していない米大統領選挙ですが、大手メディアは「バイデン勝利!」という事で既成事実を作り上げようとしています。

ここまで酷いと「そんなにトランプでは都合が悪いのか?」と聞きたくなりますが、激戦州で1%前後の僅差のところが多いですし、不正投票の証拠はどんどん出てきてます。

この状態でトランプ逆転となったら、いったい相場はどんな反応を示すのでしょうか?

バイデン勝利が相場を押し上げたとは私は思っていませんので、上昇が剥げるとは思いません。

思いませんが、トランプが逆転したら、間違いなくバイデンは訴訟を起こすでしょう。

もう、こうなったら完全に泥沼ですが、バイデン側にはBLMやANTIFA等の過激なグループがいますからね。

全米で暴動なんて起きたら相場も面倒なことになるに違いありません。

選挙結果がひっくり返らずに、このままバイデンなら問題は起こらないとは思うのですが、ペンシルベニア、ウィスコンシン、ミシガンなどで票がひっくり返ると怖いとは思っています。

この辺は僅差であり、不正も横行していたそうですから、トランプは絶対に折れないと思いますし、最後は法廷闘争になるはずですからね。

また、法廷闘争の前に州議会が選挙人を決める可能性もあります。

そうなれば、議会は共和党なので、トランプが選出される可能性が高まります。

単純に票の数え直しで逆転なら良いのですが、議会とか、裁判でトランプが勝利した場合は、大規模な暴動が起こる可能性が高いのです。

心情的にも、日本の国益的にもトランプに勝って欲しいのですが、何にしても相場の混乱は避けて欲しいと思っているところです。

ただ、相場の為に折れてくれというのも虫が良すぎますし、とにかく正義が成されて欲しいとだけ願っています。

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