抜けないと予想されていた23000円を335円も上回っての清算は、売り方にとっては地獄以外の何物でもありません。
例えば、225の値下がりで儲かる1357ダブルインバースですが、225が上げ続けるので、どんどん値下がりしております。
買い残から察するに、相当数の投資家がやられているのでしょう。
実際に私自身も23000円は重いと思っていましたが、抜けないとは思っていませんでしたし、SQを前にしても特に弱気になる事もなく、買いをお勧めしてきました。
もちろん、このタイミングでこれほどの上昇になるとは思いませんでしたが、決して予想外の出来事ではありません。
まあ、SQを通過しましたし、とりあえずは一服するのでしょうが、9月のMSQは24000円の攻防になるのではないかと思っているところです。
そして、これを抜いてくると売り方は何の支えも無くなり、撤退戦へと移って行くでしょう。
今は前線を後退させて何とか守ろうという事だとは思いますが、買い方の武器弾薬は豊富ですからね・・・。
まあ、いずれ買いも行きついて、結局はまたどこからともなく売り方が息を吹き返すのですが、その時売る投資家の多くは、今売っている投資家ではないでしょう。
まあ、そうこうしている内に年末にはもっともっと値上がりしているのではないか?
そんな風に思っているところです。
さて、先日アグネス・チョウとジミー・ライが中共に逮捕されるという事件がありました。
彼らは香港の民主活動家なのですが、国安法が施行された後で最も大物の逮捕という事になったのです。
しかし、この逮捕は逆に中共にとってダメージになった可能性が高そうです。
両人は逮捕翌日に釈放されているのですが、中共側はこれを保釈と主張している様ですが、香港市民に恐怖を与えるつもりだったのが、逆に怒りに火をつけてしまったからだと言われております。
香港人たちは民主主義を奪われれば、それは即ち自分たちの死であるという事を理解しているのでしょう。
ですから、彼らは中共と刺し違えてでも戦うという意思があるようです。
中共に個人的な恨みはありませんが、彼らのせいで日本が腐って行くのが見えておりますし、これ以上腐らせないためにも今後も言いたいことは言い続けたいと思います。
さて、ジミー・ライについてお話ししてみたいと思います。
彼は中国広東省広州市の生まれで、一家離散の貧しい幼少時代を過ごし、1960年に香港へ密航します。
工場の労働者から一代で巨大アパレルチェーン・ジョルダーノを創業し成功し、メディア業界にも進出し、ネクスト・デジタルを立ち上げたそうです。
普通、大金持ちなら国外に逃げて安心して暮らした方が良いと思うはずなのですが、彼はそうはしなかったのです。
こういう人を本当のヒーローと言うのではないかと思うところです。
それと、逮捕された後の出来事ですが、香港では彼の会社、ネクスト・デジタルが上場しているのですが「ジミー・ライを助けよう!」という運動で、この企業の株を買う動きが出たのです。
その結果、同社株は1150%も値上がりしたそうです。(香港は東証と違って値幅制限がない)
また、逮捕後に発行された新聞も、中共に抗議する内容だったのですが、これが通常7万部の売上が55万部に跳ね上がったそうです。
香港人の怒りが半端ではないという事が分かります。
こうした動きを見て、中共は焦って釈放したのでしょうね。
今は絶対に香港に行きたくはないのですが、中共が崩壊して民主主義を取り戻してくれたならば、香港には必ず行ってみたいと思っているところです。
日本では何かにつけて「安倍が悪い!」と、何でも安倍総理のせいにする人がいますが「ちょっと外国を見たらどうだ?」と言いたくなります。
日本は香港の様に民主主義が奪われる事はありませんし、レバノンの様に大爆発も起こりませんし、政治腐敗だって、言う程酷くはありません。
ただ、確かに安倍政権でもダメな点はあります。
例えば、昨日は甘利氏が消費税減税に反対しておりました。
まあ、彼はそう言うだろうと思いましたが、やはりな・・・という感じです。
このままでは日本の未来は暗いですし、国民は消費税減税を求めて行く必要があるでしょう。

最後になりますが、個別株の話もしておきます。
昨日ご紹介した6489前澤工業がぐいぐい値を伸ばしてきておりますね。
レポート時に426円までは買いとしましたが、あの値段までで買えていれば簡単に儲かりましたね。
さて、今日は何を買ったら良いのか?
6855日本電子材料なんかは面白いのではないかと思います。
また、その陰で「今最も注目している銘柄」がぐいぐい上昇してきています。
力を入れてきた銘柄ですし、これでメンバーが大きな利益を手にしてくれたらと願っているところです。
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