米国株は結果的には反落となったのですが、ザラ場中はどんどん買われてNYダウは28000ドルを回復する場面もありました。

少しの好材料に対して、多くの悪材料・・・。

このバランスで株価が上昇する理由を考えますと、やはり「ばら撒かれたマネー」という事になるのでしょう。

各国財政悪化が懸念されるところですが、日米欧を中心とした主要国全てが揃って財政悪化ならば、大きな問題はないとも言えます。

と言いますのは、通常ドルが駄目なら、円とかユーロに資金が向かうのですが、そのいずれもが財政悪化なのです。

では、新興国にカネを持って行くのか?となりますが、新興国もまた酷い状況なのです。

元は論外ですし、ウォンに至っては検討する価値すらありません。

こんな状況でも円高に向かっていたのですが、これは欧米に比べて日本はまだ余裕があるという事を示していると言える訳です。

ただ、ここのところは「米国からの制裁を恐れた中共資金が日本にも向かっている」という話もありましたし、これが円高の原因になっていると思っていたのです。

しかし、ここ数日で一気に解消されておりますので、この見方はちょっと違うのかも知れないと考え直しています。

いずれにしても、日本は今尚余裕のある国で、経済が崩壊して行くのを指を咥えて、眺める必要なんてないのです。

減税や財政出動をすれば「将来世代にツケを残す!」と異論を唱える人も多いのですが、そもそも経済が崩壊したらもっと酷い事になるのです。

経済が崩壊した国を将来世代に残す方が良いのでしょうかね?

また、借金だけが残るという考え方もおかしいのです。

例えば、財政出動でダムを造れば、将来世代の命と財産を守れる可能性が高まります。

道路や橋を造れば、将来世代の移動や物流を助ける事でしょう。

まあ、バブルの頃にやり過ぎた反動はあるとは思うのです。

国や地方自治体が何の役にも立たない箱モノをバンバン造りまくりましたからね。

役に立たないどころか、維持費だけがどんどんかかっていく・・・。

今になって思い出してみても、本当に馬鹿だったなと思います。

まあ、民間も酷かったですけどね。

銀行がいくらでもカネを貸してくれましたからね・・・。

北海道の二束三文の土地を担保に高額融資とか、見える範囲でも強烈な融資がそこら中で行われておりました。

そんな昔を見てきた世代からすれば「将来世代にツケを残すな!」と言われると、心に響いてしまうのも分からなくもない話です。

ただ、その時の感覚を引きずっていると、大きなミスになるでしょう。




さて、先日もレポートしましたが、世界の政治を見ていると米は台湾を国家承認しそうですね。

香港は既に中国に飲み込まれており、米国は香港の特別扱いを止めました。

まあ、当然と言えば、当然ですが、中共を切り崩すために台湾が香港と同じようになっては困るのです。

今更、中共が強烈に反発したって何の問題もありませんし、近い内に国家承認という形で決めにかかるのではないでしょうか。

それと、コロナの話題を少し。

本来数年かかるとされているワクチンの開発が急ピッチで進んでおり、本当に年内にも出回りそうな感じになってきましたね。

国内産は無理っぽいですが、海外生産分で6000万人分でしたか。

本当の効果、そして安全性の確認もないままなのですけどね・・・。

その結果どうなるのかは分かりませんが、こんなウイルスに対してワクチンが本当に必要でしょうか?

私はワクチンを接種しないと思います。

安全性が5年後にも保たれていたならば、接種するかも知れませんけどね。

接種したい人を止めようとは思いませんが、冷静にコロナのリスクと急ピッチで作られたワクチンのリスクを天秤にかけた方が良いでしょう。

さて、昨日から予告通りに推奨した低位株ですが、今日も堅調なスタートとなっております。

大きく伸びてはおりませんが、なかなかしっかりです。

その前に推奨した「バイオなのにバイオっぽくない名前」の銘柄も良い感じで動いております。

今回の上昇で240円を抜いてくると流れが変わりそうなのですけどね・・・。

近い内にまた新規で銘柄を推奨したいと思っているところです。

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