週明けの東京株式市場は軟調なスタートですね。

寄付き後もじりじり下げており、225は1.7%程、マザーズも1.6%程下げております。

不安材料は山ほどあるのですが、一番目立っているのはコロナの感染拡大でしょうかね。

日本でも、ここのところ感染者は増えていますが、指数関数的増加ではありませんので、特に心配するような数字だとは思いませんが、とにかくメディアは不安を煽ってきます。

しかし、現実に患者を目にする機会は少ないですし、多くの国民は恐怖感が薄れてきている様には思います。

まあ、どこへ行っても皆マスクをしていますし、まだまだ警戒はしているのでしょうけどね。

真面目な国民性と言いますか、一度始めたら止められないと言いますか・・・。

こんな状況なので、世界の様子がちょっと分かり難いかとは思うのですが、世界中で感染拡大の傾向が強まっています。

ただ、ここで間違ってはいけないのは、所謂「感染二波」ではないという事です。

感染拡大をロックダウンで抑えていたが、規制解除と共に未感染の地域に広がっているだけなのです。

ですから、とめどない再感染のスパイラルという事ではないのです。

それと、コロナの実態が概ね把握されてきているのですが、高齢者ほどリスクが高いという認識で間違いはないのですが、これは高齢者は基礎疾患を持っている人が多いからです。

基本的には基礎疾患を持っている人だけが気を付ければ良いのです。

健康な人の場合は感染しても発症しない人が多いですし、発症してもきつい風邪程度で済む人が多い様です。




さて、世界はここで大きな選択に迫られている訳です。

基礎疾患を持っている人のために、どこまで経済を犠牲にして行くべきなのか?と。

経済を犠牲にすれば、健康で若い人は経済的に困窮して行くのです。

まあ、不安はあるものの、意外と手厚い保護が受けられており、経済的困窮から逃れられている人は少なくないです。

そして、そのカネは株式市場にも流れ込んできているのだと思っていますが、この話はまた後程。

割り切れば、健康な人は概ね問題ないのですから、基礎疾患を持っていて心配な人だけ隔離できる場所があれば良い訳です。

まあ、世界がどう判断し、どう行動して行くのかは分かりません。

しかし、再度あちこちでロックダウンという話ではなくなって行くようには思います。

特に欧米は日本よりも生命に対する割り切りが強いですからね。

高齢者の場合、よほどカネを持っていれば話は変わるのかも知れませんが、病状が進むと医者ではなく神父が来るそうですからね。

輸血には年齢制限があったり、誰にでも平等な医療ではないと聞きます。

日本はなぜかコロナに打ち勝っておりますが、欧米もまた勝利をもぎ取って行くのでしょう。

春頃の様な騒ぎには今後ならないのではないかと思っているところです。

ちなみに、ウイルスは弱毒化して行くという説があります。

強毒のウイルスに罹ると、直ぐに死んでしまうか、動けなくなってしまうので、あまりまき散らせません。

弱毒のウイルスに罹ると、元気に歩き回るので多数に感染させます。

これが同じタイプのウイルスの分化であった場合、弱毒で免疫を獲得している可能性が高まります。

広がるという事は弱毒であり、多くが免疫を獲得するという事になります。

ですから、強毒はいずれ駆逐されてしまうのです。

こうした理由で、突然強毒化するというリスクは常にありますが、強毒化した場合は大きくは広がらない可能性が高いのです。

という訳で、治療方法も確立してきておりますし、脅威ではなくなる日は近いと思います。

コロナよりも脅威は沢山ありますし、いつまでも構っていられないと思います。

目先の話ですが、中国の三峡ダムが危ない事になっています。

決壊すれば下流の武漢はおろか香港までもが水に飲まれます。

本当かどうかは知りませんが、余波で日本にも津波がくるというレベルだそうです・・・。

流石に津波はどうかと思いますが、相当な被害が出るのは確かです。

中国はその時代の末期になると、疫病や天災が重なるそうです。

故に天命という言葉があるのでしょうが、習近平皇帝はそろそろ終わりなのかも知れません。

ただ、共産党の一党独裁が続く限り、本質的には何も変わらないので、習近平が終わるのは当たり前だとしても、その後民主化するのかどうかが気になるところです。

そして、相場はどこまで織り込んでいるのでしょうね?

米が中心となってチャイナパージが進んでおります。

サプライチェーンから中国を外して新しいサプライチェーンを作ろうという動きが活発なのです。

すぐにやれば経済は大打撃となるのですが、大統領選挙を待たずにやっているという事は、勝算があるのだと思うのです。

正直、怖い状態ですが、上手くやる自信があるからやっているのだろう・・・。

そう信じて、買いをお勧めしている次第です。

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