先週末の米国株は反発はしたものの、前日にNYダウが1861ドル安と暴落の後でしたので、戻したと言っても寂しい戻りでした。
225は米国株が大荒れなのに殆ど下落しないという粘り強さを見せておりましたからね。
週末の間は特に目立った悪材料はなかったですし、今のところは周知の悪材料がどう評価されるかだけの話だと思います。
大きな悪材料は米中関係ですが、最近はオーストラリアも本気で中国と喧嘩し始めておりますね。
日本も習近平の国賓来日を事実上の白紙にしましたし、G7では率先して中国をけん制するつもりの様です。
中国寄りのメディアはフェイクニュースまで流しておりますし、メディアも必至だなと思って見ているところです。
ここのところよく思うのですが、偏向報道、すり替え報道、マッチポンプ報道の件数が多過ぎませんかね?
先日の「#検察庁法改正案に抗議します」の時のように、Twitterで芸能人を使ってトレンド入りさせ、世論を誘導する勢力があるわけです。
しかし、拡散時は無責任に報道しても、Twitter社が毎週毎週数百万の「工作アカウント」を削除している事実は報道しません。
そして、結局は賭け麻雀で黒川さんが辞任して終わりです。
しかも、同席していたのは全部新聞記者で、朝日の記者なんてよく見たら元記者であり、現在はもっと上の役職の様です。
本当にぐちゃぐちゃで、何をどう評価したら良いのか分からなくなってしまいます。
こんなくだらない報道ばかりではなく、連日中国工船が尖閣諸島に侵入して、日本の漁船を追い回している事を報道すべきでしょう。
今に拿捕されますよあれは・・・。
こういうのをしっかり監視しするのがメディアの仕事だと言いたいです。
ちなみに、先日は蓮舫議員が「サーバーは増やすんじゃなくて、時代はもうクラウド」と発言したのがメディアで話題になり「クラウドもサーバーだってことを知らないのか?」と失笑されておりました。
彼女は「民間企業のクラウドサービスを利用すべきだ」と意図で言っていたのかも知れませんが、言葉足らずな発言である面は否定できないでしょう。
まあ、とにかく下らない事で国会の時間を使うのを止めて欲しいですね。
ちなみに、彼女は2009年の事業仕分けの際にスパコン「京」をめぐって、「2位じゃだめなんでしょうか?」と言って注目を浴びていましたが、はっきり言って2位じゃダメなのです。
まあ、中国のスパコンは、電力消費も何も考えず、単に処理能力だけを上げたものなので、流石にどうかと思うのですが、それでも1位を取られると追いつけなくなる可能性が高いのです。
まあ、最後は量子コンピュータが全ての暗号を解読して秘密が無い世界になってしまうのかも知れません。
仮にそうなったら、ネットバンクとか、ネット証券は生きていけませんね・・・。
とは言え、色々進化もあるようです。
現在ではクラウド保存が一般的になってきましたが、例えば、一枚の写真を保存すると、どこかのサーバーに保存される訳です。
もちろん、バックアップもされるので、数か所に保存されて消滅しないように管理されているのでしょう。
しかし、そのサーバーが中国にあった場合は、そのデータは簡単に抜き取られてしまうのです。
気軽に保存した、あの恥ずかしい写真は、簡単にあなたを脅す材料に変身してしまうのです。
しかし、こうした脅威に対抗するために、写真を数百ものデータに分散して複数個所に保存するという技術も出てこようとしている様です。
そうなりますと、一か所を解析しただけではその写真の断片しか出てこない訳です。
この技術が応用されれば、いくらスパコンの性能が上がっても、全てのセキュリティーが突破されるという事はないのでしょう。
まあ、結局はいたちごっこなのでしょうが、日本はこうした戦いから逃れる事は出来ませんし、最先端を走り続けなくては危ないという事になる訳です。
特に中国にだけは負けてはいけないのです。
ですから、2位ではダメなのです。

ところで、コロナ感染二波の懸念がありますが、先週ネットでちょっと有名な「虎ノ門ニュース」という番組で武田先生が適切と思われる解説をしておりました。
https://www.youtube.com/watch?v=Bw3v9xGfy5w
私の考えにも非常に近いですし、納得できる内容でしたので、興味があればご覧になってください。
さて、大分脱線したので、最後に相場の話にも触れておきますと、225は調整に入って材料株が盛り上がる可能性が高まっていると思います。
米中問題が更に先鋭化する可能性もありますし、何がどうなってもおかしくはないのですが、今はまだ買いで取れる相場だと思いますし、攻めて行けば良いと思っているところです。
最後にランキングのチェックを ⇒
無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。
登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。
よろしければ、登録してみてください。
読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。