米国株は前日の大幅高の反動で安く、225も安くなりそうな感じだったのですが、始まるとしっかりした展開ですね。

要因としては米国株の大引け後に先物が上昇してきている点でしょうか。

また、若干ですが、円安傾向にある事も好材料になっているのかも知れません。

昨日の米国株が下げた原因ですが「期待のコロナワクチンの治験が小規模で不十分」というような報道がきっかけでした。

この動きを見て、ワクチン期待が剥げたというような記事もありましたが、単に前日に上げ過ぎた反動でしょう。

現時点では最も期待できるワクチンではないかと思います。

まあ、ワクチンの前に治療薬で制圧できそうな感じがあるのですけどね・・・。

どちらにしても最長で2年以内には脅威ではなくなる可能性が高いでしょう。

ただ、何度も書いておりますが、2年後の世界は今とは全く違う経済構造になっていると思います。

ここを読み間違うと、とても痛いので、慎重に行動して頂ければと思っているところです。

さて、足元の値動きを見ると20500円辺りが目先の天井かと思っておりましたが、225はこれをあっさり抜いてきてますね。

となりますと、21500円程度まではあるのかも知れないという感じで見ております。

とは言え、ここから僅か1000円程度ではあるのですけどね。

正直なところを言えば、行っても行かなくても良く、20500円前後で滞空していてくれれば良いのです。

ここらで滞空してくれれば、材料株が元気になってくれますからね。

ちなみに、225のEPSは若干上がって553円となりました。

ただ、このEPSだけを見ると225は高過ぎますし、今の値段は恐怖でしかありません。

今は、ばら撒かれたカネと、コロナ後への期待があるのでここに居られますが、何かが剥げた時は怖いなと思うところです。

警戒していることもあります。

日本ではコロナ会議というものがあるのですが、これに経済学者4人が加わりました。

その内の2人の考え方が非常に危ないのです。

1人目が小林慶一郎氏で、緊縮財政派で増税論者なのですが、東日本大震災の後の復興増税を強力に推し進めた人です。

2人目が大竹文雄氏で、彼も復興増税を強力に推し進めた人物で、この2名が今も尚続く復興税の主犯と言っても良いでしょう。

そして、消費税増税も彼らの意見が強く入っていると思われます。

緊縮財政と増税が彼らの理論の柱ですからね。

今はまだコロナ後の経済に期待しているので株価は持ちこたえているのですが、彼らが考えを改めずにこの会議に入ってきたとすれば、日本の未来は暗いです。

そして、株価の先行きもまた暗いのです。

採用した西村大臣は小林氏を擁護する発言をしておりましたが、騙されているか、もしくは我々を騙しているかですね。

まあ、結果がどうなるかは分かりませんが、彼らのせいで大震災から立ち直れずにいるのです。

同じ失敗は繰り返して欲しくないですし、修正して欲しいのですけどね。

ただ、彼らを入れたことにより、コロナからの復興に減税という話は無くなった可能性が高いです。

そして、どれだけばら撒いても、必ず早期に回収作業が始まると思っていて良いのではないでしょうか?




さて、その時に株価はどうなっているのでしょうね・・・。

コロナ復興に失敗すれば、それこそ225は10000円割れです。

まあ、ダメ確定なら売れば良いだけなので、どうせならダメ街道を全力で走り抜けて欲しいなとは思っています。

一番よくないのは、中途半端な事です。

とりあえず、先々下げる方向で考えた方が良いとは思っているところです。

まあ、ヤバさが出てくるのは、まだ先の話だと思いますし、売り準備には早いとは思います。

ただ、もしかしたら復興増税で国民の皆様に申し訳ない事をしたと、考えているかも知れません。

そうだとすれば、反省が生かされて素晴らしい政策に結び付く可能性はありますけどね・・・。

今はどちらとも決めずにシナリオを想定しながら準備をして行こうと思っているところです。

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