225は大幅続伸でのスタートですが、寄付き後はやや軟調な感じに見えますね。

特にマザーズは昨日急騰しておりましたので、その反動もあって買いにくいのでしょう。

上昇するにしても、お休みが欲しいところですからね・・・。

それと、9984ソフトバンクの決算は予想通りに酷いものでした。

アリババ株を売って現金を確保したとか、好材料っぽい事も発表していますが、それだけ資産価値は目減りしているという事です。

そして、投資している未上場の企業の価値もどんどん下がっているのです。

まあ、コロナ後はある程度は持ち直すでしょうし、そこまで考えれば売り叩く材料にはならないとは思います。

225だって、EPSが549円まで下がりましたからね・・・。

決算シーズンを迎える前はEPSは1500円あったのですが、今やその三分の一程度まで落ちているのです。

普通に考えれば225も三分の一の値段になっていてもおかしくないのですけどね。

しかし、そこはやはり過剰流動性相場。

カネがばら撒かれているので、そう簡単には落ちないという事になっているのでしょう。

まあ、あくまでもコロナは一時的なものとの認識で良いのですが、世界経済の形は確実に変わっているのです。

確かに、コロナ後に期待は持てます。

今の抑圧された経済活動よりはずっと良いものになるでしょう。

しかし、感染二波の可能性もありますし、どう考えてもコロナ以前には戻れないのです。

相場がこの現実に向き合うタイミングがいつになるのか?

まあ、日本国内だけで考えれば、おそらくコロナはそれ程の脅威ではないのだと思っています。

しかし、欧米は再度の感染拡大の可能性が高いのです。

昨日の米国株は優秀なワクチンが開発できたという事で盛り上がっておりましたが、開発に成功したとして、それが量産されて全員が摂取できるのはいつの日なのでしょうか?

そう考えますと、いくら過剰流動性相場だと言っても、あまりに盛り上がりすぎでしょう。




基本的には上げ賛成ですが、手放しで喜べるような状況ではないと思っているところです。

また、米国の中国外しが本格化しております。

台湾の半導体製造大手であるTSMCは、結局米国や日本の技術無しに半導体を作る事が出来ないので、補助金が出るという事もあって米国に工場を作る事を決定しました。

これで欧米との付き合いを継続できるという訳です。

しかし、米は中国のファーウェイを完全に敵視しており、こことの取り引きを禁じて行くつもりです。

TSMCの売り上げの約10%はファーウェイだそうで、米国に進出したとしてもTSMCの打撃は大きいという事になります。

米に工場を持てば、裏からこっそりファーウェイに製品を売る事も出来なくなりますし、同社にとっては大きな打撃という事になりそうです。

しかし、これで中国共産党からの圧力から逃れる事も出来るのかも知れません。

まあ、共産党からカネをもらっていたという噂もありますが・・・。

どんな結果を生み出すのかは分かりませんが、最終的に中国がサプライチェーンから外されるのだけは確かでしょう。

ちなみに、米国では中国に買収されていた技術者が次々に逮捕されているようですね。

中国は1000人計画とやらで、外国の技術者をどんどん買収していたようですが、それがどんどん明るみに出されております。

もちろん、日本でも1000人計画に入っていたと思われる人物が居りますが、米国のように厳しい措置はありません。

しかし、日本も実質スパイとなっている技術者を罰するべきではないでしょうか。

ここまでは仕方がなかったとしても、これからは許さないというのが正当なやり方だと思いますし、そうあるべきでしょう。

とにかく、日本には左翼のせいでスパイ防止法がありません。

日本の技術は中国に垂れ流されている状態なのです。

これを機にしっかり法整備をして、技術を守り、仕事を守る国になって欲しいと願っているところです。

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