米国株高から好スタートとなった今日の東京株式市場ですが、寄り付き後は値を消す展開になってきております。

そもそも、昨夜の米国株上昇の理由がよく分からないのです。

トランプ大統領は中国に対して相当頭にきているのは確かで、断交を示唆しておりました。

断交とはまた随分と思い切ったと思いましたが、心情的にも、将来的にも政策としては正解でしょう。

ただ、相当きついカードであり、米国経済に与える悪影響も計り知れないのです。

とりあえず、輸入物価が上昇するのは当然です。

中国以外から調達しなくてはならない物資が増えますからね。

企業の国内回帰とか、他の新興国への投資という意味では良いのですが、目先はダメージがあるのです。

また、輸出に関しても相当なダメージがあるはずです。

中国が大豆や豚肉を買わなくなったならば、農産品は余りまくるのは目に見えているのです。

また、中国に進出している企業も大ダメージとなるでしょう。

考えられる被害としては資産没収ですが、中国に派遣されている社員が拘束される可能性もありますね。

まあ、米国人に対してそこまでやると戦争になりかねないので、そこまではしないかとは思うのですが、それにしても厄介な話です。

ただ、一つ光明があるとすれば、これだけ強烈に中国を締め上げれば、中国共産党が瓦解する可能性はあるのです。

人民が流石に黙っていないと思うのですよね・・・。

一気に締め上げて中国共産党が崩壊してくれれば良いのですが、そもそも、ああいう育ちをしてきた国ですから、崩壊しても大して変わらない可能性もありそうです。

どうなるかは分かりませんが、とにかく今のままで良い訳はないのです。

SARS、新型鳥インフルエンザと、ここ数年で2度もやっているのに、今度は新型コロナです。

二度あることは三度あると言いますが、三度ある事は何度でも起こりうるという事でもあります。

共産党が支配している限り、中国が感染源のパンデミックは何度も引き起こされるでしょうね。

ですから、断交は良い事で、先々人々の命を救う政策になるとは思います。




ただ、目先はどうしてもダメージがあるのです。

これを過剰流動性相場がどこまでサポート出来るのか?

何とも難しい話ですし、現状先行きを読むのは非常に難しくなったと思っているところです。

とにかく、トランプの交渉術は読みにくいのです。

どこまでが本気なのかが読み切れない・・・。

読みやすいと思う時もあるのですが、やはり難しいと思うところもあります。

特に今回の中国との断交。

本気だと思いますが、本当にやれるのか?という疑念は大きいです。

これでは相場もどちらに向かったらよいのかも分からないでしょう。

という訳で、相場は停滞気味で材料株が盛り上がるのではないかと思っています。

良質な銘柄をコツコツ拾って、本格的な上昇を待っていれば良いと考えているところです。

最後にランキングのチェックを ⇒ 

無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。

登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。

よろしければ、登録してみてください。

読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。