ただ、大きく売られている訳ではありませんし、材料株も悪くない動きの銘柄が多く見受けられます。
本来はもう少し良い相場を予想していたのですが、米国が中国に対して「コロナの報復をする」と宣言しており、これが相場を冷やす結果になりました。
世界中で中国に対する賠償請求という話が出てきており、米もいずれ大々的に何かをやるとは思っていましたが、下手に仕掛けると株価が急落する可能性がありますので、大統領選挙の後ではないかとは思っていたのですけどね。
しかし、GW中に発表されてしまいました。
まあ、残念な話でしたが、暴落で始まるよりは良いですし、やはり弱気になるほど悪い環境ではなかったという事にはなるでしょう。
とにかく、カネは撒かれているのですし、引き続き上昇期待の高い銘柄を買う事に注力して行けば良いでしょう。
今後の予測は非常に難しいのですが、一つはっきりと言える事があります。
それは「日本は非常事態下にはない」という事です。
国民の努力の結果としてパンデミックに至っていないのか?
それとも、元々日本人が持っている耐性の結果としてパンデミックに至っていないのか?
いずれにしても、今の感染者数で日本が危機的状況であるとは言い難いです。
努力の結果、今の状態にあるとするならば、恐怖を煽って感染者を増やさないというのも選択肢の一つだとは思います。
しかし、その結果として経済はどんどん悪くなって行くのですし、既にコロナよりも怖い世界が目の前に広がってきている様に感じます。
この二か月で職を失った人がどれ程いるでしょうか。
職を失った人の中にはコロナで死んだ方がマシだったと考えている人もいるでしょう。
せめて、経済的支援だけでもあれば、何とかなるとは思いますが、未だに10万円すらまともに配られておりません。
一部地域では申請できるところもあるようですが、マイナンバーカード必須ですからね・・・。
まあ、10万円が配られたとしても、ここまで経済活動が停滞すると焼け石に水です。
生活を切り詰めてどうにかなる話ではないのです。
本当に困った人を助けずに経済活動だけを制限して行くのは狂気だと思えます。
個人的には、この程度のウイルスならば、大騒ぎせずにやるべき事をしっかりやった後は運を天に任せた方がよいと思っています。
普通の風邪だって死ぬ時は死ぬのです。
私もまだ死にたくはありませんが、諦めも肝心と思って生きています。
危機的状況ではないのに危機的だと思って静かにしている・・・。
確かに、控えめにはすべきだとは思いますが、流石にやり過ぎだと思うのです。
完全に元に戻せないとしても、そろそろ元に戻して行かないと、本当に取り返すのに時間がかかってしまいます。
周りを見れば分かると思いますが、倒産や閉店がかなり多くなっています。
そろそろ、経済活動を元に戻して行かないと、本当に危ないのです。
日本政府はそれに気が付いていると信じたいですけどね・・・。

まあ、何にしても株式市場はその辺にも期待し始めている様には思います。
安く始まった連休明けの相場はじりじり戻してきておりますからね。
暴落はし難い環境だと思いますし、下げたら買って行けば良いと思っているところです。
ただ、来週にかけて決算発表がピークを迎えます。
殆どの企業は決算が良い訳がないのです。
持ち越して打撃を受ける事が多い環境なので、決算発表を控えた銘柄の持ち越しは考えてしまいます。
ある銘柄は間違いなく決算が良いと言われているのですが、どうしても持ち越しには抵抗があるのです。(ヒントは銘柄コード「436●」)
今の値位置は買っても良いと思うのですが、どうしても怖い・・・。
これなら発表を待って、問題なければ買っても間に合うだろうと思うのです。
まあ、丁半博打で割り切り勝負ならば悪くもないとは思いますけどね。
さて、まだまだ苦しさが残りますが、共にコロナを乗り切り、これからの相場を楽しんで行ければと願っているところです。
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