軟調なスタートとなっている今日の東京株式市場ですが、積極的に売り叩くような動きにはなっておりませんね。

前場でTOPIXが0.5%以上下げれば日銀が後場から買って来るので、売り方は積極的には売り難いでしょうからね。

ただ、それ以上に週末要因で買いたくない日なので、日銀が動いても大した効果はないかも知れません。

日銀だけでは相場が大きく下落しないようにせき止めるだけで精いっぱいで、上昇の期待は出来ないという事になるでしょう。

まあ、それでも十分だと思うのですけどね。

今のところは「日銀がこんなに株を買って行って大丈夫なのか?」という不安はあるかも知れませんが、実はそれほど心配していません。

もちろん、今のままの日本ではダメです。

景気を回復させ、成長路線に戻すのが大前提ですが、景気が良くなれば市場が株を欲するのです。

株が求められれば、日銀の売り出しにも価値が出るようになる訳です。

それでも、日銀は売らないとなると、企業は増資したり、分割したりで株数を増やすのですが、日銀は株を売らずとも配当は得られるのです。

安いところでどんどん買って、売らされることはない。

おまけに経営に口出しもしない。

こんな凄い株主は他には居ません。

株は世界中の誰でも買えるのですから、外国人保有率が高ければ、企業収益が配当という形で国外に漏れ出すのです。

それを日銀が受け止めて国民に還元する。

特に悪い事なんて思いつきませんけどね。

まあ、確かに買い進められると株はどんどん吸い上げられて流動性は低下しますし、弊害はあると言えばあります。

しかし、それは景気が悪くなって行くのを放置している政府が悪いのです。

色々と現金給付をして行くつもりのようですが、減税もすべきでしょう。

取る事ばかりを考えているから、こんなにも景気が悪くなっているのです。

今の不況の元凶はコロナに間違いはないのですが、景気が悪化していたのはコロナ前からなのは明白です。




さて、色々とコロナ後の事を考えているのですが、米国の調査によれば無症状で回復している人は想像以上に多く、実際の感染者は今の50-100倍ではないかとの予測が出てきております。

日本でも相当広がっていると思われますが、死者はそれ程増えておりませんし、データを見ていると非常事態は徐々に緩和して行くのではないかとも思えます。

まあ、日本は更に2週間は延期の方向という噂もありますし、あまり期待は出来ませんけどね・・・。

ただ、全国的に見れば感染者が居ない市町村も多数ある訳ですし、このまま全国を非常事態に置くのもどうかと思うのです。

岡江さんも亡くなってしまいましたし、また恐怖感は強まって行くかも知れませんけどね・・・。

とは言え、いつまでもこんな窮屈な状態では精神的にもおかしくなりますし、さっさと感染して免疫を得た方が良いと割り切る人が増えてくる可能性もあるでしょう。

まあ、意外とそれが正しいような気もするのですけどね。

ともかく、コロナからいずれ回復して行くとして、その時に世界がどうなっているのか?

とりあえず、予想されるのは「コロナは中国のせいだ!」と恨みを持つ人が世界中で増える事です。

家族をコロナで殺された人達の恨みは深いのです。

そして、中国バッシングは個人レベルにとどまらず、国家レベルにも達しているのです。

日本は他国に比べて被害は少ないとはいえ、300人近くの方が亡くなりましたが、中国を批判するコメントはあまりありませんからね・・・。

本当に親中国家なんだなと、心の底から呆れてしまいます。

また、現在問題なのは、中国人と似ている我々日本人も海外で迫害の対象になっているのです。

日本政府は海外で日本人が迫害に合わないように注意し、上手くアピールをしなくてはならないでしょう。

評価が低いような事ばかりが目立つ安倍政権ですが、ここからでもまともな動きをしてもらいたいと願っています。

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