米国株は小幅高で終わったのですが、その後にトランプ大統領が三段階の経済活動再開の指針を発表し、それが大受けしている状態ですね。

マスコミには批判的な意見が多いですし、私自身もあまり賛成は出来ません。

暖かくなれば感染が縮小するかも知れませんし、効果が実感できる薬も出てきておりますので、脅威レベルは日に日に下がっている様には思います。

しかし、米国の医療体制で経済活動を再開すると大変な事が起こるのではないかと懸念してしまうのです。

とにかく、感染したら大人しく寝ていれば8割以上の人は回復する可能性が高いのですが、一部の人は重症化するのです。

そうなれば入院が必要になるのですが、米国ではコロナで入院すれば300万円から800万円程度の自己負担が必要なのだそうです。

一般人は簡単に病院に行けない国になってしまっているのです。

元々、医療は高い国でしたが、民主党政権時に完全に医療が崩壊してしまったのです。

原因は医療訴訟が多く、且つ医療事故に対する賠償金も桁外れであり、医者が少しでもミスをするとすぐに巨額の賠償を請求されるからなのです。

そうなると病院側も保険を掛けるのですが、その保険料がまたバカ高い・・・。

そのバカ高い保険料を払う為にさらに診療報酬を上げざるを得ないという悪循環です。

悪は弁護士か?医療事故を起こす医者か?皆保険制度がない国か?

まあ、全てでしょうし、問題は複雑で深い闇がありそうですからね。

ですから、これらの問題を米国は解決することは当分出来ないでしょう。

こんな状態の米国が経済が急速に悪化するのを恐れ、経済活動の再開を急ぐのは危険でしょう。

マスコミは恐怖を煽りすぎですが、緩み過ぎてもいけないとは思うのです。

特に米国の場合は治療方法が確立したとしても、それにかかる費用は巨額で一般人に払えるレベルではないのですからね。

まあ、これを機に皆保険を作る事も不可能ではないとは思うのですけどね・・・。

とりあえず、日本には出来ているのですから、日本の問題点を修正すればもっと良いものが出来るはずですからね。




さて、それにしても相場は強いですね。

225はどんどん伸びて20000円を超えそうな勢いです。

米国の経済活動再開指針が材料だとすれば、これは強すぎるという事になるでしょう。

とにかく、コロナが収まったとしても、実際に世界経済は多大なるダメージを受けているのです。

そのダメージが明らかになるのは5月以降の決算で・・・。

まあ、とりあえずはここまでが勝負です。

この決算シーズンまでの、どこまで見切りを付けられるか?

見切りが付けば、どんなに悪い決算が出ても悪材料出尽くしなのですが、見切りが付かないと恐怖に呑まれる可能性が出て来ます。

難しい局面ですが、危機は5月になってからだと思いますし、今は流れに乗って行けば良いのではないかと思っているところです。

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