NYダウが半値戻りを達成しているのですが、225は三分の一戻りに毛が生えた程度です。
米国株の戻りはNYでの新規感染者数が減少傾向なのが材料視されているのですが、東京は逆に増加傾向なので、この差が表れているのかも知れませんね。
また、政策の違いも大きいと思われます。
米国は分かりやすく「年収80000ドル以下の成人に1200ドル配る」としたのですが、日本は複雑怪奇な条件付きで対象者もかなり少ないですからね。
プラスして、米国は減税も実行しており、経済のダメージを最小限にし、コロナ後は直ちに回復できるように全力を尽くしています。
一方、日本は・・・もう考えたくもないですね。
唯一目立っているのは日銀のETF買いぐらいでしょうか。
結局、大多数の国民は恩恵を受ける事は出来ないのです。
本当に寂しい限りですが、投資家は日銀が動いているので恩恵を受ける事が可能です。
我々は恩恵を受けられるように投資活動は続けて行くべきでしょう。
さて、世間の話題はやはりコロナ一色です。
80%は軽症だとされておりましたが、今や98%は軽症であるという話もあります。
感染しても半数は発症すらしません。
しかし、確実に死人が出るウイルスであり、健康な若者をも死に至らしめる事がありますので、舐めてはいけないのも事実です。
WHOは「マスクは拡散防止に役立っても防御の役には立たないし、むしろ危ない」と発表しておりました。
私もそうだなと思う部分もありましたが、直接飛んでくる飛沫はある程度防御してくれますし、やはり効果はそれなりにあるのではないかと思います。
まあ、WHOは何を言っても無視すべきでしょう。
この組織は完全に中国に汚染されており、まともな意見が出てきませんからね・・・。

さて、マスクが重要だとしても、未だにマスクが手に入りません。
まあ、手作りすれば良いとも言えますが、皆出来れば使い捨ての不織布マスクを使いたいでしょう。
どうしてマスクが入ってこないかと言えば、生産国の中国が出し渋っているからです。
要するに、中国による「コロナ道連れ&マスク外交」です。
マスクが無くて困っている国々へファーウェイの5Gをバーターで輸出しようという神をも恐れぬ商魂です。
まあ、それが中国という国の本質ですが、欧米諸国はこの愚行を絶対に許すはずがありません。
ですから、コロナ後の世界経済に中国は含まれていないと考えて良いでしょう。
ただ、問題は日本です。
親中議員、親中官僚が多く、ハニートラップにかかっている奴が多いですからね・・・。
まあ、日本だけではないのですが、目先の金儲けの為に大事な技術や産業を中国にごっそり持って行かれてしまったのです。
その内の一つがマスクの生産。
政府は国産化を後押しするために、補助金を出すとか言っていますが、企業がこれに乗って国産工場を作ったらどうなるのか?
今は品不足でも、コロナが落ち着けば、いずれ溢れるのは分かり切った事なのです。
コロナ後は輸入マスクに高い関税を掛けるとか、品質基準を厳しくするなどして国が国産マスクを守れれば良いのですが、今のところはそこまでしてくれなさそうですからね。
補助金を出すから国内で作ってくれと、簡単に言っていますが、企業だって投資資金を回収し、利益を得たいのです。
しかしまあ、466億円も使ってマスク2枚を配るならば、そのカネでマスク工場を建設した方が効率的じゃないですかね?
資金を回収したら、民間に安く払い下げるとかすればよいでしょう。
こんな誰にでも、思いつくようなことを政府は実行できないのですかね?
今、コロナでゴチャゴチャなのはグローバル経済を推し進めた罰でもあるです。
グローバル化は考え直さなくてはならないところへ来ていたのです。
そして、一早く考え直して行動していたのがトランプ大統領で、だからこそ立ち直りが早くなる可能性が高い。
米国株の戻りは伊達ではないでしょう。
問題は日本株・・・。
ある程度はついて行けると思いますが、とにかく政治が酷すぎます。
まあ、それでもある程度は株価が動いてくれると思いますし、日銀に期待しながら儲けて行くしかないですね。
最後にランキングのチェックを ⇒
無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。
登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。
よろしければ、登録してみてください。
読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。