米国株はNYダウが2112ドル高と、猛烈な反発を見せたのですが、チャートを見ると大した動きには見えませんね。

220兆円ものコロナ対策の財政出動をするのであれば、株価は少なくとも底打ちするでしょう。

リーマンショックの後に遅れに遅れて経済が傷んでから出した日銀の金融支援策を「黒田バズーカ」と呼びましたが、米がこのまま財政出動を決めれば「トランプ原爆」と呼んでも良いでしょう。

何もかもひっくり返す威力のある脅威の攻撃。

しかし、原爆を落とした後は、放射能の影響で土地が使い物になりません。

怖いのは「その後」というものがあるのです。

これで景気が刺激されて、以前に増して景気が良くなれば問題ないのですが、これだけのカネを撒いた後遺症は出ると考えるべきでしょう。

ただ、今は四の五の言っていられない状況でもあるのです。

このまま感染拡大を止められなければ医療崩壊が起きるのは確実で、落とさなくて良い命まで落とす事になるからです。

今は感染速度を緩め、着実に免疫を獲得して行き、ワクチンの開発を待つしかないのです。

もちろん、治療薬の確立でも良いと思いますし、両方なら尚良いでしょう。

まあ、おそらくは多くの人が免疫を獲得すれば脅威ではなくなるのですけどね・・・。

ただ、その後もおそらくは開発されるワクチンの接種は義務化されるのだろうとは思うのです。

薬は売れなくなる可能性が高いですが、ワクチンは当分の間、儲かる産業になりそうです。

ワクチンの話になったついでですが、4563アンジェスはコロナワクチンの原薬を開発したとのIRがありました。

出来高から考えて、疑っているのですが、結局はS高まで買われましたね。

しかし、買い気配の株数は少ないし、今日も高い事は高いのですが、それ程でもない・・・。

本物だったらこんなものでは済まないはずだと、私の経験は警鐘を鳴らしております。

さて、今日も東京株式市場は多くの銘柄が上昇し、225は19000円に迫っていますね。

日本政府は下らない話しかしませんが、日銀は下げれば買うアピールをしっかりしておりますし、米は強力なバラマキを実行しようとしておりますので、今後も感染拡大で東京封鎖とか嫌なニュースが出てくる可能性もあるのですが、それでも16000円は死守するのではないかと考えております。

まあ、16000円から15000円にかけてはノックインオプションが山程あるそうですから、ここを狙った売り仕掛けもあるのかも知れませけどね・・・。

とは言え、220兆円に逆らって売り仕掛けをする勇者がいるとも思えません。

とりあえず3月のSQで売り方は一旦手仕舞いしているはずですし、あるとしてもしばし先かな?と。

理想としては、このまま揉み合いに入ってもらって、材料株が盛り上がる相場になってくれる事なのですけどね・・・。

まあ、売らされなければ、いずれは買いで勝てる相場なので、目先の損失にクラクラしないようにポジション調整だけはしておくべきでしょう。

あと、高いところを追っても良いことはないでしょう。

目先は配当取りもあれば、年度末のお化粧買いもありますからね。

今はポートフォリオの整理に努め、押し目を買う準備をしていれば良いのではないかと思っているところです。




ところで、今回のコロナウイルス騒ぎですが、誰か得をしたのでしょうか?

色々な情報を見ているのですが、以前に予測した仮説を肯定する話がありました。

それは「米中貿易戦争で具合が悪くなっている中国が、米を巻き込むことに成功した」というものです。

ウイルス発生の原因はまだ分かりません。

米軍が中国に蒔いたという話もありましたが、米が現時点で世界一の感染国になってしまっている事から、これはないでしょう。

そして、中国もハイテクの中心地である武漢を犠牲にした自爆テロも流石にしないでしょう。

だとすれば、自然発生の可能性が一番高いのですが、中国はこれを利用して世界を混乱に貶めようと考えた可能性があります。

当初は、共産党の威厳を保つための隠蔽だと思ったのですが、ウイルスの拡散状況を見ると、発生した病気を自分達だけの被害にせず、世界中を巻き込んでやろうという意図で隠蔽したとも取れます。

そして、中国は自国が「世界の工場」であり、その重要性を理解しているのです。

現在、世界中でマスクが必要とされておりますが、いまだにマスクが品切れなのは中国が売り渋っているからでしょう。

日本で売られているマスクの7割は中国製らしいですからね。

今や中国のご機嫌を取らないとマスクも手に入らないのです。

このまま行くと、米国はマスク欲しさにファーウェイを容認するような事を言い出すかもしれません。

ここまで行ったら中国の勝利で、全ての仮説は裏付けられてしまいます。

さて、米国はどう動いてくるのでしょうね・・・。

先行きが見えないコロナショックですが、今後の展開もよく見ておかなければならないでしょう。

という訳で、貿易戦争で潰れそうだった中国ですが、実はコロナウイルスで復活しかけている。

もう少し突っ込んだ事を言いますと、中国国内でのマスク増産とか、感染者追跡アプリだとか、対応が早すぎるのです。

まあ、感染者追跡アプリは国民監視のために用意していたアプリを改造しただけかもしれませんけどね・・・。

こうした面からも、感染拡大は意図的である可能性も捨てきれないでしょう。

ちなみに、2月は中国で1000万件以上の携帯電話の解約があったそうです。

そんなに人が死んだのか!?とも思いましたが、追跡アプリで情報が筒抜けになる事を恐れた共産党幹部が他人名義の裏通信用で使っていた携帯を一斉に解約したみたいですね。

もはや、習近平に逆らう勢力は連絡も取れなくなった・・・。

コロナの陰で、習近平体制は着々と地盤を固めている様に思えます。

当初は崩壊するのかと思っていたのですけどね・・・。

まあ、真実は分かりませんし、私も邪推しすぎている部分があるのかも知れませんが、一応こういう視点でも中国を見てみる必要があると思います。

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