NYダウ先物は更に1000ドル近い下げで18300ドル台まで下落しておりますからね・・・。
その状況で225が小幅ながらもプラスなのですから、これはもう頑張っていると言っても良いでしょう。
そして、何が頑張りの要因かと言えば、やはり日銀の買いだと思うのです。
先週末は異例の2000億円の買いでしたからね。
2000億円なんてしょぼいという意見もあるのですが、私はそこそこ凄いと思います。
最近は売買代金が増えているものの、コロナ以前の2兆円程度から考えると約1割が日銀の買いという事になりますし、更に言えば現物買いなのです。
信用ではないから売らされる心配がない。
売らされない買いが連日入ってくれば、相場が刺激されない訳がないのです。
まあ、今回の敵はコロナであり、せこい政策しか出してこない政府です。
国民にはイベントの自粛などを要請し、ダメージだけを押し付けてきますが、そのサポートはありません。
どこかのイベントを助ければ、他も助けなくてはいけなくなるのは分かるのですが「全部助ける!」位の大胆な政策は必要だと思うのです。
私の認識として、新型コロナウイルスの脅威は「インフルエンザよりはちょっと酷いぐらいかな?」というものです。
あまり甘く見過ぎてもいけないのですが、この認識は今のところは変える必要はないと思っているところです。

ただ、一つ認識を変えなくてはならないと思っているところはあります。
それは、誰も免疫を持っていないので、感染爆発は起こりやすいのです。
そして、感染爆発となれば医療機関が対応しきれなくなる。
確かにこれは問題ですし、イタリアはまさにそうした状態に至ったために死者が増加したのだと思われるのです。
おそらく、世界中に感染が拡大したので、もう抑え込むのは不可能でしょう。
ですから、今後は感染を緩やかに進めて免疫を獲得して行くか、ワクチンを開発して接種して行くか、治療薬の開発で良いはずなのですが、今のところは中国発でアビガンの効果が発表されているだけで、誰も信じていない状態です。
本当に効いているならば、中国からは死者がほとんど出なくなるはずですが、現在の中国は情報隠ぺいに動いている可能性が高く、本当の感染率は分からないですし、死亡者数も分かりません。
本当に厄介な状態ですが、このまま自粛ムードで感染爆発を防げたとしても、経済崩壊は間違いないでしょう。
日本は内需の国なので、政策を転換して行けば生き残れるとは思いますが、今の政府では無理そうです・・・。
日銀が耐えてくれている間に上手く政策を出してくれれば良いのですけどね。
毎日コロナの状況を見ながらの相場なんてうんざりですし、そろそろ変わってくれないものかと願っているところです。
ただ、ここで一つ言っておきたいのですが、ここまで下がって弱気になるべきではありません。
右も左もバーゲンセールと思って見て行くべきです。
ここから弱気になっても、勝てないと思いますし、強気で上昇する可能性の高い銘柄を探した方が、勝ちに近いと思っているところです。
ただし、適切な資金配分は絶対に必要ですよ。
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