コロナウイルスの恐怖が支配して、NYダウは2000ドルを超える下げとなりましたね。

ただ、下げ幅は史上最大でしたが、率で言えばブラックマンデーよりは全然マシでしたね。

正確には覚えておりませんが、NYダウは今より0が一個少ない2500ドル程度だったのですが、22%程の暴落でした。

それに比べれば、大したことはないのですが、きつい下げだったとは思います。

ただ、昨日のナイトセッションを見ていて「米国株はともかく日本株はとりあえず目先底値に届いた」と感じました。

そして、ここは攻めても良いと判断して、夜でしたがメンバーに225の買いをお勧めする臨時レポートを発行しました。

その後、原油安も影響してどんどん下げて行きましたし、225先物も18310円まで売られることになりました。

NYダウは大引け後も売られていたのですが、予想通りにトランプ大統領が減税政策を発表し、NYダウ先物は急反発となっており、225も売られたところから大分戻ってくることが出来ております。

買いの理由としては、主にテクニカルだったのですが、少なくとも米は減税などを用意しているという事は既にレポートしておりましたし、近く発表される事は分かっていたのです。

ならば、この売られたところで諦める必要はないし、頑張るべきところだという事になった訳です。

ただ、買いのタイミングは良かったのですが、相変わらず日本政府はバカすぎますね・・・。

韓国でさえ財政出動を決めているのですが、安倍総理が発表したのはコロナ対策ばかりで、財政政策は無し。

麻生氏もその後にコメントを出しましたが、危機感は全く無し。

要約すると、取り急ぎ経済がどうにもならない状態ではない。

リーマンショックとは違って中小企業が困っているから、中小企業にカネを貸す。

危機感の欠片もないですね・・・。

世界はコロナウイルスに怯えている状況ですが、政府は財務省のばらまいた「財政均衡ウイルス」にやられてしまっている様です。

本当に愚かすぎてコメントのしようがありませんが、故に株価も戻れないのでしょう。

ただ、それでも流石に売られすぎているとは思いますし、日銀やGPIFのコストを考えると、これ以上株価を下げさせる訳には行かないのです。

ですから、今はバカな発言しかしていませんが、まともな政策も打ち出してくれるのではないかと、ほんの少しは期待しているところです。




ちなみに、9-12月期GDPは-6.3%でしたが、改定値が発表され-7.1%であることが分かりました。

これは自然災害の影響もあるのですが、9割以上が消費税増税の影響だと思っています。

そして、今期はもっと落ち込むのは確実なのです。

コロナに影響される前の1月の消費支出は-3.9%でしたし、十分危機的だと思うのですけどね。

誰が何と言おうとも、消費税増税が大失策であり、これが日本経済を痛めつけたのです。

それにとどめを刺そうとしているのがコロナショック。

「マスクが足りないから転売禁止!」とか、それはまあそれで必要な事ですが、それで経済は立ち直らないでしょう。

どうすれば、彼らの目を覚ます事ができるのでしょうか。

ここのところ円高が急激に進んでいますが、それは日本には余力があると見られているからでもあるのです。

余力があるのに何もしない・・・。

まあ、逆を言えば余力があるから何もしないのですかね?

韓国の方が羨ましく見えてしまいます。

まあ、死にそうだから、必死なのかも知れませんし、このままではデフォルトですから、流石にそれは嫌ですけどね。

ちなみに、ゴーンが逃亡したレバノンはデフォルトしました。

通貨価値は実質半分程度に下がっていますし、デフォルトした政府はどこまでゴーンを守ってくれるのでしょうね?

パスポートが使い物にならないので、どこの国にも逃げる事も出来ません。

身の安全を守るためには日本に帰ってきて裁きを受けるしかないでしょう。

世間の話題はコロナばかりですが、意外とこれは面白くなりそうです。

まあ、株価には何の影響もないのですけどね。

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