NYダウが暴騰しても225の反応は薄いですね。

NYダウ先物が少し値下がりしている影響もあるとは思うのですが、それにしても鈍いと言わざるを得ません。

今回の米国株の急反発と言いますか、ここまで来ると暴騰ですが、スーパーチューズデーで米国を揺るがす可能性があったサンダース氏が代表戦から脱落しそうなほどにバイデン氏に負けたことが挙げられるかとは思います。

しかし、結局のところ、前日の緊急利下げが効いているのではないかとも思うのです。

昨日のレポートで「出尽くしと判断されたとしても、後付けの話であるし、後から反応して買われてくることもある」という話をしました。

まさか一日でこんな反応をするとは思いませんでしたが、今はボラが異常に高い状態ですし、一応はサンダース氏が勝利した場合のショックも相場は考えていたという事でしょう。

金融政策でコロナは撃滅出来なくとも、経済を刺激することは出来ますし、ダメージを緩和する役には立つはずなのです。

まだまだ、広がりを止める事は難しそうですが、季節は徐々に春めいてきておりますし、ウイルスの拡散は終息して行く可能性はあるでしょう。

ちなみに、全員を検査しろとか言っている人たちが居ますが、現在のシステムでの検査では陰性でも1割ぐらいの人が陽性と判断されてしまうそうです。

これを偽陽性というそうです。

という事は、検査をする対象を増やせば増やす程に、本当は陰性の患者が増える事になるのです。

現時点で特効薬がある訳でもないので、重症化しない限りは家で寝ているしかないのですし、よほど疑いが強い場合以外は検査はしない方が無難という事になるのでしょう。

また、陽性なのに陰性と判断される確率も結構高いそうです。

ですから、最初は陰性だったのに陽性になったというケースが見つかります。

これはウイルスの増殖が不十分だったから・・・と結論付けている人も多いですが、単に検査制度の問題ではないかと疑った方が良さそうです。

こんな状況なので、騒いでいる奴らの要求をすべて飲んで、全員を検査して行くとなると、誰も感染していなくとも国民の1割は感染しているという判定になります。

こんなバカげた話があるでしょうか?




ところで、一つ良いニュースがありました。

テレビではあまり取り上げられていない様ですが、IOC会長がオリンピックは予定通り開催すると宣言しておりました。

延期や中止はないと断言したと言っても良いです。

まあ、事態が更に悪化し、想定外の事態に至って行けば別ですが、今回のコロナ騒ぎ程度では中止まではならないという認識で良いかと思っているところです。

さてさてどうなりますか。

ここで一つ忠告ですが、どんなに弱気だとしても、こんなところでの売りは安易に考えない方が良いと思います。

下がっても買ってやる!位の気合が欲しい場面です。

日銀が動くかもしれませんし、政府も動くかもしれません。

休業補償程度ではどうにもなりませんが、株価を見ていれば少しは焦りも出ているはずですし、動く可能性はあると思います。

放置すれば円は100円ぐらいまで円高になってしまうでしょうし、株価も余裕で20000円を割るでしょうからね。

とにかく、コロナが無くともGDPはマイナス6.3%まで悪化したのです。

そして、ここからはこれにコロナの影響がプラスされるのです。

もう悠長な事は言っていられない。

まあ、そんな訳ですので、弱気になりすぎないようにして行ったら良いと思っているところです。

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