まあ、三分の一程度しか戻していないので、大したことはないのですが、そんな戻りも出来ない日本株から見れば神のような存在ですね。
暴落を見ると「オプションだ!」という投資家が増えるのですが、ボラが高すぎるし、SQが近いので日々プレミアムが剥げて行くのです。
ですから、うまく乗らないと儲からないのです。
という訳で、今から225の動きで儲けたいと思うならば、オプションではなく先物が良いという事になります。
先日の下げの場面で、ここは「耐え忍ぶ時」であるとしました。
完全に下落を回避できていれば良かったのですが、状況的には難しかったです。
一部の外資が売っているから、売りだと言われても、売り切れませんし、ちょっと症状の重い風邪が流行っている程度で世界経済が崩壊するほどのダメージになるとは思えないので、これも売り材料にはなり難いとも思えましたからね。
売りの選択をした方は見事だと思いますが、思うように行動できなかった投資家の方が多いはずです。
そして、上手く行かなかった場合はどうするべきなのか?
これが、今は売るべきではなく耐えるべき局面だとした見解です。
そして、あの地獄のような売り場面で耐えきった投資家は、何とか一命を取り止めて次の相場に向かう事が出来る訳です。
ただ、政府の動きを見ていると本格的上昇には戻れそうもない気がします・・・。
特に今回のコロナウイルスに対する政策が酷すぎるのです。
国内の流入に関しては何をやっても無駄だったとは思います。
台湾並みに1月から発生を察知して対処を進めてきていれば・・・とは思いますが、現実的には無理でしょう。
邦人を中国から脱出させるための段取りとか、色々都合もあったと思いますし、初期対応に関しては、意見はありません。
やれる事は、やってくれたのだと信じています。
しかし、ここへ来ての学校の閉鎖とか、イベントの自粛要請とかは異常です。
自粛による経済的損失に対しては、カネを貸すぞというだけの話であり、補償する訳ではないのです。
ただでさえ、消費税増税で経済がグラグラしているところへこの騒ぎですからね。
先行きは相当暗いです。
足元は日銀が頑張っているので、何とか株価も立ち直り始めてはおりますが、米国のような戻りは期待薄です。
ちなみに、米国がこれほど元気に反発したのは金融支援の他にも緊急減税が用意される可能性が高いからだと認識しております。
こうした下げは金融政策で止める事は出来ますが、金融政策だけで景気を良くすることは難しいのです。
米国はそれが分かっているが、日本はそれが分からないのです。
米国は減税と金融緩和でこの苦難を乗り越えようとしておりますが、日本は金融政策だけ。
しかも打てる手は少ない。
そう考えると、今後の円高を止める手段はほとんど見当たりません。
さて、我らが政府は動いてくれるのでしょうか?
「消費税を5%に減税!」と言えば、あっという間に内需が盛り上がって行くはずなのですけどね。
こんな相場ですが、買い屋の私は引き続き買いで勝負を挑みたいと思っているところです。
そして、今ここで思うのは、今更ながらに「節分天井彼岸底」なのです。

彼岸以降は面白くなる銘柄が多くなると思いますし、それを取るためには、この場面でコツコツ拾っておく必要があるでしょう。
今日は新規銘柄を出す予定ですし、期待できる銘柄を何銘柄か買っておけば、月末には結構良い感じになっている可能性が高いと思います。
最近、楽天が「配送無料サービス」を強引に推し進めてトラブルを起こしておりますが、これはAmazonに勝てないという焦りから生まれたものでしょう。
今のやり方では、どう考えてもAmazonには勝てませんし、今後もAmazonの一人勝ちは続くと見られます。
実際、安いし、早いので、私もAmazonばかりですからね・・・。
以前は楽天も使っておりましたが、サービスが統一されていないので比較が面倒なのです。
Amazonはまだまだ伸びるし、関連企業も伸びる。
ここがポイントになって行くと思います。(ヒントは銘柄コード「9000番台」です)
こうした銘柄をコツコツ買っている筋があり、ちょっと値上がりしてきてはおりますが、確かに将来性はあると思えました。
来年以降の収益を考えて行くと、今の株価の数倍はありそうなのです。
その収益を株価がいつ織り込みに行くのか?
まあ、いつから買われ始めるのかは分かりません。
しかし、業績を考えれば、この辺から手を付けておかないといけないかも知れません。
この銘柄は、午後にメンバーに推奨する予定です。
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