影響力はそれ程大きくはないのですが、今日の悪者は日産自動車でしょう。
ゴーンの問題もありますが、やはり中国傾斜し過ぎた罰でしょう。
高配当が売りだった同社株が無配転落予想なのです。
これでは売られて当然ですし、買う価値もないと言わざるを得ません。
世界は電気自動車の流れだとか言われていますが、これほどバカらしい話はありません。
車を充電するためには、どこかで発電をしなくてはならないのですが、直接燃料を積むよりもエネルギー効率は悪いのは当然です。
なのに電気がエコだとか、環境にやさしいだとかと言われるのはどうしてなのか?
100%エコでは有り得ませんので、完全にフェイクです。
ただ、環境にやさしいという面は100%嘘ではありません。
これはちょっと言い換えて、都市環境にやさしいとすれば、一応通る話にはなります。
特に大気汚染が深刻な中国で電気自動車が普及すれば都市の空気は綺麗になるでしょうからね。
ですから、完全な嘘ではないと思います。
しかし、これはどう考えても詭弁の類であり、総合的に見れば決して環境に優しいとは思えません。
では、なぜに電気自動車なのか?
まあ、それは自動車ほど技術が要らないからでしょうね・・・。
自動車の開発には時間も金もかかりますが、電気自動車はそこまで大変なものではないのです。
ですから、自動車の開発で遅れを取っている中国が電気自動車とすれば、自動車の覇権を握れる可能性があった。
そして、日産はその話に乗ったのですが、結局はこれです。
無配転落だけで済めばいいのですけどね・・・。
更に追い打ちをかけるのがコロナウイルスで、中国経済は崩壊の危機に面しております。
ちなみに、今回の新型コロナウイルスですが、自然発生だとか、研究所から漏れたとか、米国が撒いたとか、色々な説があります。
発生当初から市場に出入りしていなかった人物も感染している事実が明らかになっておりますし、自然発生はなさそうな気がします。
実際、このウイルスを調べている米国の機関は、遺伝子配列があまりにもおかしいので、人口的に作られたものではないかと疑っている様です。
漏れたのか?それとも撒かれたのか?
いずれにしても中国は悲惨な状況ですし、これで崩壊する可能性は極めて高まったと思っているところです。

中国政府は、働けない人が増えるとデモが起こって政権が危なくなると考えている様で、それを抑制するために不要な不動産を投資目的として作り続けてきました。
その結果が新築ゴーストタウンなのですが、先月末の春節入りから今日に至るまで働けていない人がほとんどなのです。
そして、物流も大きく制限されており、特に食料の物価が上昇しております。
仕事が無く、収入が無いのに食料が値上がり・・・。
この状況で国民が黙っているはずもないでしょう。
20年前なら虐殺で終わりだったでしょうけれども、いくら情報統制がされているとは言え、北朝鮮程ではありませんから、それなりに海外に情報は洩れるでしょう。
デモに対して天安門のような事をやれば、それはもう完全に国際社会から抹殺される訳ですから、流石に習近平もそこまでは出来ないでしょう。
しかし、共産党も持ちこたえられない・・・。
流石にここまで来ると国際社会の損失は大きいと言わざるを得ませんが、米国は更にその先を見ているのは明らかです。
これを機に中国を完全に排除しようと動いてますし、米国は更に力を伸ばすものと思われます。
現状、日本は困った中国に寄り添う姿勢であり、最悪の場合は中国と共に排除されかねません。
本当に分かっているのか?と思ってしまいますが、我々は企業をしっかり選別して行かなくてはならないでしょう。
とにかく、中国に傾斜しすぎている企業は売る。
空売りまではお勧めしませんが、持っていても当分良いことはないでしょう。
後は見込みのある銘柄を売られた局面でコツコツ拾って行く事です。
すぐには利益にならないかもしれませんが、こうした場面で買っておかねばならないと思っているところです。
難しい相場ですが、前向きに考えて行動すべきでしょう。
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