騰がっているのは、ほんの一握りの関連株ぐらいで、後はもう売りの対象にしかなっていません。
普通の悪材料ならば見通しが立てやすいですし、ここまで売られたら買いとなる場合が多いのですが、今回の相手はウイルスで見えない恐怖というのが非常に厄介ですね。
インフルエンザに比べれば、致死率は高いですが、感染率は低そうですし、その内ワクチンも出来るでしょうから、何とかなりそうな気はします。
ただ、政府の対応は流石にザル過ぎます・・・。
チャーター機で帰国した人から感染が確認されているのですが、検査拒否をした二人が帰宅したとか・・・。
拒否する奴もする奴ですが、許した方にも問題がありますよね。
政府批判は確実でしょうし、意外とこんなところから政変が起こる可能性もありそうです。
相場は完全に混乱状態で、人よりも先に相場がコロナウイルスに感染している感じですね。
更に拡大する可能性が高いですし、とにかく今は小幅なロスカットならば実行して余力を作っておきたいところです。
必ずリバウンド相場はあるのですが、そこで買える余力がないと回復に時間を要してしまいます。
もちろん利益が出ていれば手仕舞いが正解です。
ポートフォリオをしっかり眺めて、整理整頓してリバウンドのタイミングを待ちましょう。
多くの筋もそうした作戦に切り替えているはずで、この相場で無理に仕掛けてきたりはしないでしょう。
とにかく嵐が過ぎ去るか、見通しが立つまでは無理をしない事です。

さて、今後想定されるシナリオですが、やはり中国が危ないです。
経済活動が鈍るのは確実ですし、政府批判が日に日に強まっている様です。
そもそも、初期段階の隠蔽が無ければここまで酷い事にはならなかったのですし、当然と言えば当然ですね。
また、震源地となっている武漢には色々な工場があるのですが、封鎖が解除されたとしても労働者が戻ってこない可能性があります。
進出している日本企業は大打撃となるでしょうが、これは想像以上に打撃が大きい話かもしれません。
私は通常、皆が売りだと言っている時に売りの選択はしないのですが、今回ばかりは売りが正解なのかも知れないと、思い始めています。
まあ、売られたところでリバウンド狙いの買いを入れるために余裕を持たせておくだけが良いとは思っているのですけどね。
ちなみに、封鎖された武漢ですが、封鎖されているのに市民の半分は逃げ出して居なくなっているそうです。
人権の無い国なので、都市の封鎖も出来るし、そういう意味では凄いなと思っていたのですが、結局は賄賂の国でもある訳で、賄賂さえ渡せばなんでも出来てしまうという事でしょう。
もはや武漢だけの話ではなく、少なくとも中国国内でのパンデミックは止められない様な気がしております。
また、日本でも相当数の患者は出るのではないかと危惧しているところです。
不要な外出は控え・・・となるのは目に見えた話でありますが、消費税増税で打撃を受けている小売りには更に厳しい局面となりそうです。
政府は本当にどうするつもりなのでしょうね?
また対策でカネが必要だから増税とか言い出すのでしょうか?
本当に困った話です。
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