流石に売りも出てきている様ですが、今日の上昇は本物に思えます。
先週はイランと米国のいざこざで大荒れとなりましたが、結局イランには戦争をする力がないのですし、この件で相場が荒れる事はもう無いでしょう。
結局、225は23000円割れまでしか押さなかったのですし、あれ以上の混乱がないならば、下げても23000円辺り。
非常に心強い相場だと思っているところです。
今日の日経新聞には「日米欧の中銀資産、再膨張」と警鐘が鳴らされておりましたが、特に問題だとは思いません。
確かに、このまま買い進めて行けば、いずれ全ての上場企業は国有企業になってしまうでしょう。
しかし、世界の投資家が、それを黙って見ているとは思えませんし、いずれ手を抜いても株は下がらなくなるでしょう。
結局、多くのカネは民間にあるのですし、運用先を探しているのです。
主要国債は皆値上がりして利息が付かないのですから、利息を求めるならば株しかないのです。
金や原油などのコモディティは利息を生みませんからね。
問題となるのは、中銀が買い集めた株を売るかどうかだけです。
売れば相場を押し下げるでしょうし、値下がりを懸念するならば問題と言えますが、果たして中銀は株を売るのでしょうか?
中銀は株を大量に保有してリスクを負った状態ではあるのですが、そのリスクの見返りに巨額の配当金を得ているのです。
売らなきゃならない理由はないのですし、そもそも、売りたくもないのではないかと思うのです。
民間が「もっと株を買いたい!」「株を放出してくれ!」となるまで持ち続ければ良いだけの事です。
中銀に保有期間の規定がある訳ではないのですし、もしあるならば、変えれば良いだけの話です。
相場がアンバランスになるとか、御託を並べている経済学者は多いのですが、気にする必要など全くないでしょう。
株は高い方が良い。
この意思がある事に気付き、これに沿った投資をすれば良い。
今は単純にこれだけなのです。

まあ、とりあえず問題はないですし、少なくとも11月の米大統領選挙まで株は堅調に推移するだろうと考えているところです。
もちろん異変が無ければですけどね。
とりあえず、トランプ大統領弾劾なんて話は茶番にすぎません。
また、今後もトランプを追い落とそうと、メディアはくだらない話題を持ってくると思いますが、惑わされないようにした方が良いでしょう。
次の大統領選挙で誰が勝つかを見るポイントはただ一つ。
米国景気の動向です。
今の好景気は誰が何と言おうともトランプ政権が作り上げたものです。
ですから、景気が悪くならない限りはトランプの再選を阻むことは出来ません。
よほど裏が黒い人物ならば問題ですが、オバマよりもクリーンだと思いますし、今のところ目立って黒さは見えてきておりません。
オバマ政権の副大統領だったバイデンとかはヤバすぎて話になりませんが、そんな彼が民主党の大統領候補になろうとしているのです。
バカバカしすぎて話になりません。
本当にオバマが優れた大統領であったならば、ヒラリーが出てきてもおかしくないのですが、彼女も黒過ぎるので出てこれないのです。
バイデン位に頭がおかしければ、出てくるのでしょうけれども、流石にその位の空気は読めるのでしょうね。
そういう意味では多少まともかとは思いますが、日米共に「民主党は頭がおかしい」に変わりはない様です。
まあ、ともかくこの株高の流れでどうやって利益を出すか?
我々が意識すべきなのは、これだけです。
何度も言い続けている事ですが、今の相場で空売りは考えない事です。
もし、売るとするならば大統領選挙が終わってからでしょうね。
あくまでも、最短シナリオという事になりますが、どうしても空売りたいという事であれば、11月までは待った方が良いと思っているところです。
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