225は23800円前後の揉み合いになっておりますね。

まあ、揉み合いと言いますか、単に市場参加者が少ない状態で、休んでいたり、様子を見ていたりなのですけどね。

面白味は少ないのですが、下げ続ける相場や上げ続ける相場よりは良いです。

こうした閑散相場で何を仕込んで行くのかが重要なのです。

これから面白くなりそうな銘柄は沢山ありますし、そういう銘柄の押し目をいかに拾っていくかで、年明けの成績が決まるでしょう。

さて、今日の日経新聞一面トップは「1年3か月ぶりに日韓首脳会談が45分間行われた」という記事でした。

元徴用工で協議継続という事ですが、協議の必要は全くありません。

韓国が日韓請求権協定を守るか守らないか、だけであり、話し合う必要など微塵もないのです。

そもそも徴用でもなんでもなく、ほぼ全てが応募工でしかありません。

しかも、現在請求している人たちが本当に働いていたかどうかも怪しいですし、本人が亡くなっているのに親族が請求していたりするみたいですからね。

本当にバカバカしい話です。

そして、何よりバカバカしいのは、ホワイト国から除外したのは徴用工問題の報復だと韓国が思い込んでいる点です。

これは、戦略物資が不正に利用されていたために、そこを正してくれと日本側からの再三の要求を無視した韓国の責任であり、これも韓国側の問題でしかありません。

45分の首脳会談は、まるっきり無駄ですが、戦略物資の輸出厳格化により日本の半導体メーカーは息を吹き返しているのですから、このまま的外れな要求を続けてくれた方が日本にとってはプラスという事になります。

まあ、文政権では解決しないと思いますし、このまま日本は主張を曲げずに淡々と非常識な要求を聞き流していれば良いでしょう。

さて、問題は中国です。

米は新たにチベット人権法が下院を通過しました。

殆ど報道はありませんが、米は徹底的に中国を叩くつもりなのでしょう。

中国は内政干渉だと相変わらずの反発ですが、国際社会が目をつぶることはないでしょう。

以前は有識者位しか知っている人がいなかった問題ですが、今や米国が大騒ぎをしているので、世界中の人々が中国の人権弾圧を知る事になったのです。

ネットで探せば、ウイグル、チベットの惨状は直ぐに分かりますし、香港もまた酷いものです。

正確には分かりませんが、今でも、デモで逮捕された人2000人以上が行方不明だとか・・・。

拘束されているだけなのか?

それとも、もうこの世にはいないのか?

何にしても、このまま終わる話ではないと思っているところです。

こんな状態で第二弾の通商合意がある訳もないのですが、米は中国へのハイテク輸出を更に厳しくしようとしています。

米国の技術が25%以上入っているものを対象とした規制がありますが、中国をテロ支援国家同様の10%以上という厳しい制限に引き上げる話も出ている様です。

もちろん、これは米国の技術が入った日本製品にも適用されるので、この技術が入った日本製品を中国に輸出すれば日本企業も制裁対象になるのです。

現在、中国は米国に攻撃されて具合が悪くなっているので、日本にすり寄ってきておりますが、ここで手を差し伸べるという事は非常に危険です。

中国と仲良くするのか、それとも米国と仲良くするのか?

考えるまでもない話だと思いますけどね。

日本政府は状況はしっかり理解しているし、失策はしないと信じたいのですが、本当にバカが多いですからね・・・。

少々心配です。

しかし、それでも株は高くなると思っています。




色々と問題は出てくるかとは思いますが、大きな材料として来年の米大統領選挙があるからです。

トランプ大統領は株高がいかに大事かを理解している大統領ですし、あらゆる手段を打ってくるでしょう。

まあ、日本は乗り切れない可能性はありますけどね・・・。

ただ、カネ余りは変わらないですし、たとえ、売ったとしても何かを買わなくてはならないのです。

幸いな事に、日本企業にはまだ技術力があり、これを抜きにして、世界の産業は成り立たないという点です。

どこでバランスが取れるのかは分かりませんが、悲観ばかりでは流れを見誤るでしょう。

良質な銘柄を買い、満足のいく利益を上げて頂ければといます。

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