材料株もピリッとしませんし、下げている有望銘柄をコツコツ拾うぐらいしかやる事がありません。
まあ、毎日面白いなんてことはないですし、こうした面白くない場面では、仕込みをして行くしかないのですけどね。
期待しながら狙っている銘柄の押し目を拾って行けば良いと思っているところです。
さて、特に大きな話題はないのですが、中国が日本産の牛肉の輸入を解禁したようですね。
18年ぶりの解禁という事ですが、当時はBSEが猛威を振るっており、これを懸念した禁輸だったようです。
しかし、BSEの問題は解決したのかしていないのか、はっきりとは分からないのですが、もう何年もこれをネタにした輸入禁止の話は世界中にありません。
当時の記憶では、死亡した家畜を骨粉として生成して飼料に混ぜていたため、BSEが循環するという事が起こっており、これを止めれば大方問題はないだろうと思っておりました。
それから18年ですからね・・・。
流石にもう死亡した家畜を骨粉にして食べさせてはいないのではないかと思うのですが・・・。
とりあえずBSE騒ぎは起こっておりませんので、問題はないのではないかと思っているところです。
しかし、今頃何で牛肉の輸入解禁なのでしょうか?
まあ、おそらくは来春に国賓として日本を訪れたいという習近平の思惑ではないかとは思います。
良い見方をすれば、国賓を武器に中国に色々譲歩させる事が出来るという一例になろうかとは思うのですが、国賓として招くのであれば、最低限香港、ウイグル、チベットに対する人権弾圧は止めて頂かなくてはならないですし、尖閣諸島への軍艦の侵入も中止して頂きたいです。
今年の領海侵犯は既に1000回を超えていますからね。
こんなことをやっている国の代表を国賓?
上記に挙げた問題を全てクリアー出来るならば、国賓として招く価値はあるのかも知れません。
とは言え、個人的には沈みゆく国にそんなにサービスする必要なんてないと思うのですけどね・・・。
一人っ子政策という大失策で人口減少に拍車をかけ、超高齢化社会から抜け出せないですし、ギャンブル好きの人民は誰も住まない不動産に価値があると思い込んで買いまくりましたが、価格上昇が行き詰っているのは明白なのです。
売りたくても売らせてもらえず、故に価格が下がっておりませんが、誰も住んでいないので家賃収入はありませんし、利払い困難に陥っているケースが続出だそうです。
どう考えても当分復活はないですし、ここで手を差し伸べる必要もないのです。
共産主義ではなく、普通の国で、普通に国際ルールを守る国なら良いのですけどね。

さて、国賓を使ってどこまで中国を譲歩させられるのか?
まさか牛肉を買ってもらうだけで終わりではないでしょうね?
中国の富裕層に人気がある和牛ですが、中国人は断然豚肉の方が好きだと言いますからね。
ただ、困った中国でも富裕層は健在なので、富裕層が本気で和牛を買い始めたら、日本の和牛はもっと値上がりするかもしれませんね。
農家は嬉しいでしょうし、それで良いとは思うのですが、また和牛は食卓にとって特別な食材になってしまうのかも知れません。
意外と我々の食卓にも大きな影響を及ぼす可能性のある話だと思っているところでした。
では、またお会い致しましょう。
中国、日本産牛肉の輸入解禁 18年ぶり 真意はどこに!?意外と深いニュースです
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191223-00000003-jij-cn
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