225は下落でのスタートとなっている週明けの東京株式市場ですが、一瞬プラスに転じる場面もありましたね。

マイナス局面での取引が主となっておりますが、先週末の大幅高を考えればこの強さは異常だとも言えます。

米中が通商交渉で一部合意が材料となっているのでしょうが、米国株はほとんど反応が無かったですし、これは別の理由があると考えるべきでしょう。

材料としては、やはり財政出動の拡大ですが、これをやらなくては、いけなくなったのは「消費税増税によるダメージが予想を上回っている」からに他ならないでしょう。

本来は増税せずに、これぐらいの財政出動をしても良いのですが、そもそも増税しなければ余計な財政出動はしないで済んだはずなのです。

目先の省益しか見えていない、愚かな財務省の連中は、とにかく税収(税率)さえ上げればよいと考えているので、景気がどうなろうと知った事ではないのでしょう。

景気を良くして税収を上げるという、王道的な発想が出来ないのでしょう・・・。

ただ、このまま景気が悪くなると、増税したのに減収となりそうですし、増税を強行した財務省の責任は重くなるので、財政出動でごまかす事になったのでしょう。

本当に情けない話です・・・。

増税直後に財務省の出向機関的なIMFに「消費税は15%に上げる必要がある」とわざわざ外国の理事に言わせたりしていますからね。

日本人の理事もいるのに、わざわざ外国人に言わせる辺りが何とも狡猾です。

外人の意見に弱いという日本人の特性を利用した姑息極まりない作戦です。

こんなくだらない工作をしている暇があるならば「GDP世界2位の中国にはIMF融資は要らないよね?」位の働きをすべきだと思うのですがね。

残念な事に、財務省もIMFも公務員であり、我々が首を切る事が出来ません。

せめて政治家に圧力をかけて、何とかしたいところですが、政治家も頭が悪い人間が多いので、賢い官僚に逆らえない人ばかり・・・。

そう考えると、やはり日本の未来は暗いのですが、流石に多くの国民はこの辺のカラクリに気付いてきているのではないでしょうか。




ところで、個人投資家は本当に買う気が無いみたいですね。

値下がり期待で買われる1357ダブルインバースですが、売り残が減った影響もあり、信用倍率が73倍まで上昇してしまいました。

こんな状況で値下がりするのは考えにくいですね・・・。

値下がりに期待したくなる気持ちも分かりますが、売るべき相場というのは、誰もが上昇に期待している時です。

大抵、暴落はそういう時にやってくるのです。

誰もが期待していない相場で暴落はないのです。

暴落がなぜ起こるのか?

それは、多くが期待して買っているのに、騰がらなくなるから起こるのです。

もちろん天災や人災が原因の時もありますが、多くは、期待が下落を生むのです。

さて、今の相場に誰が期待しているのでしょうか?

「銘柄をよく選んで買う」

これが今の相場でベストの答えだと思っています。

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