米国株が反落し、先行して上げていた225は少しきつめの下げとなっている今日の東京株式市場ですが、やはり23500円は重いのかとしみじみと感じているところです。

ただ、これを抜けないと思うべきではないですし、こうして、もたもたしながら空売りが入ってくるのを待っているのではないかと思っているところです。

最近は空売りが減少傾向で、流石に強気転換してきた投資家も多いようですが、こうして下げるとまた弱気の風に吹かれて気持ちがグラグラするのでしょう。

国内の景気は確実に悪くなっていますし、売った方が取れそうな気がしますからね。

さて、ここで弱気の見方をする投資家を少しサポートしてみます。

政府は台風とか、米中貿易摩擦の影響もあるとしながらも増税後の消費の落ち込みに焦りを滲ませており、経済対策として13兆円を拠出する方針だそうです。

まあ、出元は「複数の政府関係筋」という事で実際はどこの誰とも分からない情報なので、信じ切る事は出来ませんが、確かに景気は悪くなっていますし、それが増税のせいだとなれば財務省筋は具合が悪いのは明らかです。

ですから、本格的に景気が悪くなる前にこうしたリーク情報で景気を刺激したいのでしょう。

しかし、これでは足りないと思いますし、そもそも減税に動けば良いだけです。

消費が低迷しているのであって、これを刺激すればいいだけの事なのですからね。

時限措置ではなく、しっかりと減税することを打ち出せば、景気も回復して行くのですけどね。

本当に残念な話です。

さて、テレビを見ると、相変わらず野党がサクラ問題で騒いでいるようですね。

シュレッダーを見せろだとか、何か低レベルな事を大の大人がガタガタ騒いでいます。

確かにサクラを見る会は、あまり健全とは言えないかも知れません。

しかし、1万8000人を呼んで費用は5000万円。

という事は、これに参加するために参加者が行った消費はそれ以上ではないかと思うのです。

交通費、宿泊費、衣装代、美容室・・・参加者はそれなりにお金を使っているのではないですかね?

もちろん税収とすれば回収できてはいませんが、十分な経済効果はあるのではないでしょうか?

首相にも会えるし、こんな会があっても問題ないでしょう。

ちなみに、国会が一日で必要とする費用は約3億円です。

この件で何日空転したか分からないのですが、それこそが国の損失であると言えます。

こんなことで騒いでいる国の未来は暗いですね。

更にここに米中問題が絡んできますし、先行きの暗い中国経済の話が加わります。

225の値位置も気になるので、やはりここは売り・・・。

まあ、妥当な判断でしょう。

しかし、相場はそう単純でもないのです。

株は売り・・・だとして現金を持ってどうする?ってことです。

他に運用先が見当たらない以上は、株に再投資するしかないのです。

もちろん、空売りを専門にしているなら、それでもいいですが、多くの年金などの運用は空売りという訳には行かないのです。

このような事もあり、株はそう単純に売りではないと思っているところです。




さて、最後に中国ネタですが、北京政府は米が成立させた香港人権法に対する報復として、米軍艦の香港寄港を拒否すると発表しました。

NGOに対する制裁もあるとか?

交渉中の農産物の購入を取り止めるって話はないのですね?

この法案成立で米中関係はさらに悪化したはずですし、最悪交渉決裂という流れだとは思っていたのですが、北京としてはかなり痛いところなのでしょう。

反発はしてみるものの、人民の食料だけは何とか手に入れなくてはならない。

一応、人の心は少しは残っているようです。

もちろん保身だけのためかも知れませんけどね。

さて、あなたは売り?それとも買い?

買いと選択したならば、今の内に買っておいた方が良い銘柄があります。

年内にも大きく値上がりする可能性が高いですが、波に乗れれば第二の6584三桜工業になる可能性がある銘柄です。

全力で買わないまでも、少しでも買っておくと良いと思っている銘柄です。


政府経済対策13兆円 バラマキも良いけど額が足りないし、そもそも減税した方が良いのではないですかね?

中国対米報復措置を発表 米軍艦の香港寄港拒否、NGOを標的にしたが、農産品はスルー

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