これで何度目の挑戦かは分からないのですが、そろそろ抜けてきても良い頃だとは思います。
ただ、この相場が何に期待しているのかが良く分からないのが問題です。
単に過剰流動性相場で、理屈なんて後から何とでもつければ良いのでしょうが、そこらのマーケット解説では買われた時には「米中合意が近い」と言い、売られた時には「合意見通しが立たない」と言うのです。
まあ、確かにそういう側面はあるのですが、背に腹は代えられない中国は、米が成立させた人権保護法案を激しく非難しながらも交渉の打ち切りをしてきません。
何としてでも、一部でも合意して食料を手に入れなくてはならないですからね。
今の中国は、確実に景気が悪くなっているところへ食料価格が高騰しているので、スタグフレーションという最悪の事態になっているのです。
食料の生産を怠った国の末路ですが、先例はいくらでもあります。
例えば、中国が入れ込んでいたベネズエラです。
ここは世界一の原油埋蔵国なのですが、大統領が無能揃いで政策ミスを連発し、現在ハイパーインフレに見舞われております。
まもなく、破綻するのではないかと思うのですが、ここの最大の失敗が農業を蔑ろにしたことです。
結局、原油が大量にあるからカネには困らないとの、甘い考えで食料輸入をどんどん増やし、低所得者にはどんどんカネを配った。
せめて、石油精製施設だけでもしっかりと更新して行けば良かったのに、技術も知恵もないのに米国企業を追い出して経済制裁を課せられました。
謝ればまだ何とかなったかも知れないのに、ここで頼ったのが中国マネー。
施設を更新せずにいたために生産量はどんどん落ちて行き、更には原油の暴落で窮地に立たされました。
農業が生きていれば食べ物位は何とかなったはずなのですが、既にバラマキ政策で農業が壊滅状態でしたので、食料すらも手に入らない状態になってしまったのです。
それがこのハイパーインフレの根源なのです。
農業を馬鹿にするから、こんなことになったとも言えますが、中国もまた同じなのです。
中国は環境汚染が激しく、作物が収穫できなくなった農地が山ほどあります。
実際に大豆は輸入せねば、賄えない状態で、豚肉は豚コレラのまん延で国産品が壊滅。
「元」は意外としっかりしておりますが、米中交渉が決裂すれば暴落の危機だと思います。
故に人権法に反発しながらも交渉の席を立たないのでしょうけれども、それでも先は見えないというのが現状です。
中国が犯した最大のミスは、おそらくこの農業を蔑ろにした部分になるのであろうと私は予測しております。

そして、それは明日の日本でもあります。
大豆と小麦の多くは米国産ですからね・・・。
まあ、これらがなくなっても国産の米が山ほどあるし、増産も可能です。
今のところは・・・。
現在、農家の高齢化が著しく、若い世代が農業に魅力を感じてくれるようにならないと、日本もまたベネズエラや中国のようになって行くでしょう。
食料という生命の根幹に当たるものを外国に頼ったら終わりなのです。
「農業を自由競争に!」とか、安易に言う輩はいますが、そういう事を言うのは農産品を工業製品と混同しているのではないかと思います。
種を撒けば必ず収穫できる訳ではない。
最悪、芽を出さないまま終わることだってあるのです。
天候は自然の物であり、農家だって絶対に作物を収穫できる訳ではないのです。
これを自由競争だとか言われると、それは流石にどうなのか?と思うのです。
保護し過ぎも良くないですが、しない方はもっと悪いし、日本は欧州に比べれば保護していないに等しい国です。
これ以上、農家を虐めれば、日本の農業は壊滅し、いつかベネズエラやこれからの中国のようになって行くでしょう。
その前に踏みとどまってくれるとは思いますけどね・・・。
さて、そうは言っても先を予測して株を売買しなくてはなりません。
少しでも儲けて生活を楽にしたいですからね。
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