超えると売られ、売られては買われを繰り返しです。
次第に下げなくなって、上なのではないかと思ってはいるのですが、当たり屋だと思って観察している多くの実力派投資家はこのラインを売りと考えている様で、多くが売り姿勢です。
ここで面白いと思っていたのは、曲がり屋として有名な投資家、つまり買えば下がるし、売れば騰がるという逆神的存在の投資家も売り姿勢なのです。
そう・・・結局皆が売りという事なのです。
さて、この珍しい現象がどう影響してくるのか?
また、彼らの売りに対して買っているのは誰なのか?
個人投資家の多くは売り姿勢から買いに傾き始めてはいますが、まだ本格的に買ってきている感じはしません。
まあ、トランプとか中国共産党の誰かが何かを言っては相場が乱高下している状態ですからね。
今は「225は上だ↑下だ↓」と考えるよりも、普通に材料株で勝負していれば良いのではないかと思っているところです。
しかし、本当に米中関係はどうなって行くのでしょう。
とりあえず、米は中国を排除したいと考えているのは確かで、貿易面で一部合意の可能性はあるものの、中国包囲網は確実に狭められて行っております。
ファーウェイの排除は当然ですが、中国企業などに対して、あらゆる制限が米国では増えています。
その結果として日本の工作機械は中国に渡らなくなるので、工作機械メーカーとしては痛いという事になります。
ならば売りか?となりますが、相場はさらにその先を見ているのではないかと思うのです。
中国がダメ、もちろん韓国もダメ。
しかし、世界は最先端のハイテク機器が必要なのです。
それを、これからどこで生産するのか?
そして、その生産には日本の工作機器が必要なのです。
目先は売り上げが落ちるとしても、結局無くなりやしないのです。
目先は混乱したとしても、新たなサプライチェーンが出来上がって行くのです。
確かに23500円は超えにくいラインですが、超えたならば、新たな世界が広がって行くとも言えるのです。
まあ、日本は増税でグダグダになってきているので、その内足元を見てグラグラする相場は来るでしょう。
ですから、どこまでも騰がり続けるという事はありませんし、結局は今の水準よりも安い場面は出てくると思っています。
思い起こせば、バブル期にも「こんな値段は有り得ない!売りだ!」と言っていた大手証券があったのですが、その値段が30000円でした。
その後、4万円近くまで1年かけて上昇したのですが、さらにその後は確かに30000円を割り込んで、最終的には10000円をも割って行ったのです。
言っていたことは、正しかったのですが、完全に勢いとか時間軸を見誤っていたので、売りでどれほどやられたかという事です。
確かに景気だけを考えれば、今の相場は高すぎると思います。
ですから、どこかで崩壊する可能性はあるでしょう。
目先米中通商交渉で沸く場面があるかも知れませんが、それが元に戻る第一歩ではなかったという事も、その内知れ渡るでしょう。

さて、どこでショックが出るのか!?
これを見誤らないようにしたいと思っているところですが、今から売りはやっぱり早すぎるのでは?と思うのです。
売りなんて、天井で行う必要なんて全く無いのですからね。
相場格言通り、頭と尻尾はくれてやれば良いのです。
通商合意は近い!?11月26日に語った大統領顧問の話
頭と尻尾はくれてやれ
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